3DプリンターもCNC加工機もレーザー彫刻機もベースは3次元(XYZ軸)方向へ動く駆動ユニットを用意さえすれば、ヘッド部分に取り付けるユニットだけ交換すれば1つのベースユニットで3つの仕事をさせる事がホビーベースでは可能で、この「Snapmaker」もヘッド部分だけを交換すれば3DプリンターからCNC加工機、そしてレーザー彫刻機へと変化するマルチに使える便利な加工マシンなのですが、ホビー用途として考えた時に重要なのはメンテナンスがしやすい事(メンテナンスフリーがあるのが一番最良ですが)、そして片付けやすい事でその両方の性能を持っているのがこの「Snapmaker」です。
例えば部屋が狭かったり家族で共有している部屋でこう言った加工機を使うとなるとその都度出し入れしなければなりませんが、加工機が大きいと収納する場所も探さないといけませんが、この「Snapmaker」は全て分解された状態から動かせる状態にまで組立てにかかる時間はわずか10分しかかかりませんから、収納場所のないご家庭でも分解すればどこにでも収納する事ができますし更にその都度、組立分解ができると言う事はパーツ点数が少なくそして1つ1つがモジュール化されていますので、もし故障した時もそのパーツだけを入れ替えて交換すれば再び動く様になりますから修理に出して何週間も使えないと言う事もありません。
そして肝心のスペックについては、XYZのヘッドの移動は同性能の電動アクチェーターを使用しており、造形寸法は125mm四方と3Dプリンターとしてはもうちょっと大きなものが造形できれば良いかな?と思いますが、その精度は何と50μm(0.05mm)と3Dプリンターとしてはそこそこの精度ですし、CNC加工機としては素晴らしい精度を持ち、そしれレーザー彫刻機としてもそれなりの精度を持っています。ただ驚くのがこの精度で3Dプリントヘッドのみのセットで$299と言う信じられない様な価格設定がなされている事です。
しかもヘッド部分は180℃〜250℃までヘッド温度を1℃単位で設定できる上に標準で20℃〜100℃まで温度調整が可能なヒーターベッドを備えていますので、使えるフィラメントもPLA,PVA,ABS,ナイロンと言う標準的なフィラメント径1.75mmのフィラメントの他にも様々なフィラメントを使用する事ができます。
またレーザーモジュールは波長405nmで出力500mWの青紫レーザーモジュールがオプションで用意されており、木や竹そしてアクリクル等のプラスチック素材や皮等に彫刻を施す事が可能です。
そしてCNC加工用のヘッドはドリルスピードが2,000〜7,000rpmまで可変させる事ができるため、柔らかい木やアクリルと言った素材からPCB(プリント基板)と言ったものまで削る事ができますので、木工彫刻からプリント基板の加工まで多彩な素材の加工ができます。
そして実際のプリントや加工はPCに直接USBに接続するかG-Codeに変換したファイルが入ったmicroSDカード(8GByteのカードが標準で付属します)をタッチパネルのついたコントローラーに差し込んで「Snapmaker」だけで3Dプリントや加工ができる様になっています。その為「Snapmaker」では「Snapmaker」だけで原点復帰と言ったキャリブレーションをメニューから選ぶだけで、簡単にできる様になっています。
そしてソフトウェアの方も添付のソフトウェアは「Snap3D」と言う初心者でも扱いやすいソフトウェアが最初からついて来ますし、その他サードパーティー製のソフトウェアである”Cura”,”Simplify 3D”,”Slic3r”と言った多彩なスライス系のソフトウェアも使える様になっていますので、レーザー彫刻については”Inkscape”を使えば簡単にjpeg画像等から彫刻データを作り出すことも簡単にできますので初心者でも扱いやすいのが特徴です。またその他詳細については下記URLをご覧ください
https://www.kickstarter.com/projects/snapmaker/snapmaker-the-all-metal-3d-printer
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