空調服ってご存じですか?
昨年の夏の猛暑が厳しい時期に、工事現場で夏場なのに長袖のブルゾンやジャンパーを着用している方を見かけたかと思いますが、それが空調服になります。
空調服にはファンがついており、外気をファンによって中に取込み服の中を涼しく保ちます。
とは言っても実際には外気温が40℃もあればファンで取り入れる風も40℃の風なので体温より高く涼しい訳ではありませんが、空気を取り込む事で汗が風によって水蒸気となり、その気化熱によって体温が奪われますので、一見暑そうに見えますが、実際のところはファンが回っていれば涼しく感じるものなのです。
そんな空調服は、今年はベストタイプのものが登場する等バリエーションが増えただけでなく、ファンの数を増やしたりバッテリー電圧を上げて風量を上げてより涼さを感じられる様にバージョンアップされています。
そしてバックパックにも空調服のギミックを取り入れた今回紹介する様な「VITL Backpack」が遂に登場です。
空調服の様に風を取り入れてスッキリ
バックパックを夏場に背負うと、背中はどうしてもバックパックと密着しますので汗をかきます。
その為、背中に密着する事で熱が籠もって汗をかかない様に風が通りやすい様にスリットを入れたり、背中に密着しない様にメッシュ状の網で背中に当たるバックパックのクッション材を覆ったりしてどうにか風通しを確保しようといくつもの工夫が施されたバックパックがたくさんありますが、自然の風が吹いてバックパックと背中の間を風が通り抜けていかなければ効果はほぼないのが現状です。
その為にこの「VITL Backpack」では、空調服の様にファンをバックパックの中に入れ、その取り込んだ空気を背中のクッションに掘られた溝に沿って下から上へと吹き上げる事で背中を涼しく、しかもドライに保ちますので、夏場にバックパックを降ろした時の背中の汗染みで恥ずかしい思いをする事もないのです。
内容量を変えられるモジュールシステム
そしてこの「VITL Backpack」にはファンによる冷却システムの他にもう1つの特徴があります。
それはこの「VITL Backpack」には18Lと28Lと言う2つのバッグ!?が付属している事です。
実はこの「VITL Backpack」はバックパックの容量を変える事ができる様にファンが内蔵された背中に当てるパット部分と荷物を入れるバッグ部分とが分離できる様になっており、2種類のバッグが交換できる様になっているのです。
ですから平日、会社や学校へ行く際には大容量の28Lの方を使い、休日出掛ける時は18Lの小容量のものを使い交換して使う様にすれば、荷物を出し入れして忘れ物をする事もありません。
またこの他にも、ファンを回す為のバッテリーはスマートフォンを充電する為のバッテリーとしても使え、外部USB端子がバックパックに備わっている他、防水処理を施した合皮を使う事で高級感も持たせていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1332931573/vitl-the-backpack-evolved
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