今現在、USB-C PD(Power Deliver)対応電源の主流は最大出力が60W台と言うものがメジャーです。
60Wあれば40W(20V/2A)+18W(9V/2A)と出力電力を分ける事ができますので、充電する機種(MacBook Pro等)にもよりますがノートPC1台とスマートフォンを同時に急速充電する事ができます。
ただこれだと最大2ポートしかありませんから例えばモバイルルーターを持っておられる様な方はポート不足と言えますし、旅行先で寝ている間にスマートウォッチやワイヤレスイヤホン等も同時に充電しようと思えば明らかにポート不足なのは否めません。
そこで今回は、最大合計出力100Wで同時に4台のデバイスを同時に充電する事のできる「GaNFast」をご紹介致します。
コンセント直差しタイプ
この「GaNFast」はUSB-Cポートを2ポート、USB-Aポートを2ポートの合計4ポート備えている他、コンセントに直差しする事ができ、邪魔なコンセントケーブルがないのでデスク回りもスッキリと配線できますし、旅行やオフィスへ行く際に携帯する際にもコンセントケーブルと言う余分な荷物を持ち歩かなくて済みます。
また大きさは約70mm各四方と13インチ MacBook Proに付属している61W電源よりも小さく重さも205gしかないので携帯性が良いのは言うまでもありません。
組み合わせ
そしてこの「GaNFast」では、USB-C PDに対応したUSB-Cポート2ポートはそれぞれ最大100W、USB-Aは最大18Wの出力性能を持っているのですが、合計での最大出力が100Wですので、4ポート全てを使い充電を行ってもそれぞれのポートが規格上の最大出力を出せる訳ではなく、割り振りがあり、これをしっかりと把握しておく事が重要です。
まずUSB-Cポートは各100Wが最大出力で、USB-Cポートを1ポートだけ使用するのであればどちらを使用しても100Wでの出力が可能です。ただUSB−Cポートを2つ使用すると最大出力がそれぞれ60Wと30Wになります。
そしてUSB-C2ポートに加えてUSB-Aを更に1ポート使い合計で3ポート使用したとすると45W+30W+18Wと言う割り振りになります。
また4ポート全てを使用した時は30W+30W+18W+18Wと言う組み合わせとなり、MacBook Proやその他高い給電電力が要求されるデバイスを使用されている方は要注意です。
コンセントアダプタと延長コード
そして海外へよく行かれる方にはEUプラグ、UKプラグ、AUプラグ、DE?KRプラグと言った海外で使われているコンセントに直差しして使用できるコンセントアダプタが4種類用意されており、オプションとして1つ$3で追加が可能です。
また壁のコンセントにACアダプタ等が差さっており直接コンセントにこの「GaNFast」を差し込めない様な場合は専用の延長ケーブルが用意されており、こちらもオプションで$5で追加可能です。
またこの他に各社ノートPCを充電する為の充電ケーブルも用意されており、この「GaNFast」のUSB-Cポートを使用して各社のノートPCが充電可能となっていますので、この「GaNFast」が1台あればノートPCのACアダプタを持っていなくても充電できるだけでなく、ノートPCと同時にスマートフォン等も充電できて荷物を減らす事もできますので、もしどう言ったメーカーの充電ケーブルが用意されているのか、スペックを含めまして下記URLにてご確認ください。
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