没入型VRゲームは、視覚もさる事ながら音においてもゲームの世界にいるかの様な錯覚を起こさせてしまうくらい非常にリアルな世界な世界と同じ様な状況が作られています。
例えば実社会ではドップラー現象と言って近づくと音が段々と大きくなり、遠ざかって行くと小さくなって相手との距離感を音から判断する事ができたりしますし、人間の耳は非常に精巧で真後ろからやって来る音でさえも音を広いそして方向さえも分かってしまいます。
と言った音の臨場感も再現するのが没入型VRゲームで、スピーカーやイヤホン、ヘッドホンなどもこれら没入型VRゲームに対応した3Dヘッドホンや3Dスピーカーと言ったジャンルのものでしたら、よりゲームの世界に没入できるだけでなく、有利にゲームを進める事ができます。
ただ耳はみなさんもご存じの様に、正確な方向を聞き分けるには頭を左右に振ってどの方向から来る音がよりハッキリ聞こえるのか、大きく聞こえるのか聞き定めるのに多少時間がかかりますので、VRゲームにおいては多少不利な面も否めません.
そこで今回は身体で音を感じる事のできるハプティクス・ベルト「Feelbelt」をご紹介致します。
ハプティクス・スピーカー
この「Feelbelt」にはハプティクス・スピーカーと言うスピーカーが合計10個内蔵されており、ハプティクス・スピーカーと言うのは簡単に言うと感じる事のできるスピーカーで、音を振動に変え、そして感覚・フィーリングとして伝えます。
つまり、ズンズンと言う重低音を肌で感じる事のできるウーファースピーカーがたくさん並べてある様なもので、あの身体を揺さぶる重低音を肌で感じる事ができます。
そしてこの「Feelbelt」はベルト状になっており細身の方であれば腰の部分に巻き付くので、360°あらゆる方向から音を感じる事ができる他、ちょっとウエストが太くて合わないと言う方でもこの「Feelbelt」はスプリングの力で巻き付く様になっているのでウエストの太さが心配と言う方はご安心下さい。
VRゲームで実力発揮
そしてこの「Feelbelt」は特にVRゲーム中ではバーチャルな世界で起こる現象を肌で感じる事ができる他、耳よりも早く音源の特定にも役立ちます。
と言いますのも10個のハプティクス・スピーカーはただ鳴るだけではありません。3Dサウンドにおいては位置情報が付加されており、その音源の方向のハプティクス・スピーカーだけが振動を伝えるので、首を振って耳で音がする方向を確かめるよりも早く音源の方向を特定する事ができますので、ゲームを有利に進める事ができるのです。
モードは4つ
そしてVRゲーム以外にも”MUSIC”、”GAME”、”FILM”と言う合計4つのモードが用意されており、モードの変更はスマートフォンにインストールする専用アプリケーションから設定を行う事ができるのですが、楽曲を聴く時、映画を楽しむ時、それぞれに合わせて最高のサウンドを楽しむ事ができる様になっています。
また接続はBluetoothの他、WiFiオーディオもサポートしている他、3.5mmイヤホンジャックでの再生もサポートしており、スピード重視のVRゲーム等はサウンドの遅延再生が発生しない様に3.5mmジャックが使える様になっている点も見逃せませんので、もし興味を持たれた方で詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1267629547/feelbelt-strap-it-feel-it-love-it
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