ネコを飼っておられる方はネコはトイレをした後に自分の汚物に砂をかけて隠すと言う習慣があります。
これには様々な説があり、これだと言う確たるエビデンスに基づいた証拠はありませんが、用を足した後に砂をかけて汚物を隠すのは確かです(隠さない飼い猫等もたまに見たりする事はありますが)。
ただ隠してくれても臭うものは臭いますし、できるだけ早く用を足した後で砂で固められた汚物を除去できれば、臭いが部屋についたりもしなくて良いのですが、仕事等で昼間は留守にしている様な方は、掃除したくても出来ません。
そこで最近注目されているのが、用を足した後に自動的に汚物を分離してダストボックスなどに集めてくれる全自動のネコ用トイレで、今回は全自動トイレの中でも臭い漏れ対策と掃除にし易さがずば抜けている「Aimicat」をご紹介致します。
汚物回収手順
一般的にネコ用の全自動トイレの汚物の回収メカニズムは、砂が付着して塊となった汚物を、ふるいに掛けたり、スキの様なもので砂の中に埋もれた汚物の塊をすくい上げ、自動的にダストボックスに送ります。
つまり私達が猫砂の中から汚物の塊を見つけて分離するのと同じ様な事を全自動化しただけなのですが、この「Aimicat」ではボール状のカーゴを回転させる事で天井側に張り付けられて網が砂が付着して塊となった汚物と、砂とを分離し汚物だけで「Aimicat」底部のダストボックスに落とす様な仕組みになっています。
そして半周回って汚物を分離したボール状のカーゴは逆回転して元の位置へ戻るのですが、近接センサーが設置されており、ネコの出入りを監視できるので、ネコがトレイをした後暫くして汚物の分離動作を自動的に行う様になっていて長時間、汚物が放置されない様になっているのがポイントです。
脱臭フィルターで悪臭を除去
そしてダストボックスには予め、糞尿処理用のビニール袋を開いた状態で入れておけば、ある程度臭いが抑えられますし、また捨てるのもビニール袋を取り出して袋を閉じて捨てるだけなので殆ど手も汚れません。
またダストボックスには脱臭フィルターが内蔵されており、ダストボックス内の臭いを除去する様になっている他、回転するボール状のカーゴでダストボックスで蓋される様な状態になり、臭いができるだけ漏れない様な工夫が施されています。
洗浄がとても楽
そしてこの「Aimicat」は、猫砂の入ったボール状のカーゴは、ベースの上に置かれているだけなので、簡単に持ち上げて運んで洗浄できると言う点も見逃せません。
と言うのは全自動トイレの多くは汚物をどの様に取り除くかと言う事に注力して、容器や機械そのものの洗浄の事は忘れられている事がよくあるからです。
1番多いのは猫砂を取り除いた後に、アルコールスプレー等で綺麗に汚れを拭き取りと言うものが多いのですが、それだとかなり手間がかかります。
一方この「Aimicat」ですとカーゴを傾けて砂を別なパレット等に移した後に、水で簡単に汚れを洗い流す事ができますし、その後天日干しすれば紫外線殺菌も同時にでき、一緒に臭いも取れて一石二鳥と言う訳です。
そんなネコ用自動トイレ「Aimicat」に興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/aimicat/aimicat-the-automatic-kitty-litter-cleaning-companion
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