ほぼ活躍時期は夏に限られている浮き輪やフロート、ビーチボール、家庭用プールなどを膨らませる時に使用するエアポンプですが、足で踏んだり自転車の空気入れの様に手で押したりして空気を入れるタイプの他に電動でファンを回して空気を入れる事のできる電動エアポンプと言うものもあります。
このうち電動エアポンプは昔は車のシガープラグやコンセントから電源を取るものが主流な上に、電池式だったとしても単1電池を使っていたりして非常に大きく重かったのですが、最近では電動エアポンプのダウンサイジング化は目まぐるしいものがあり、中には掌にピッタリと収まる様なものもあります。
ただ小さくなればなるほど、モーターも小型化しますのでパワーが出なかったりしますし、もしバッテリーを内蔵すると小さなバッテリーしか内蔵できませんからどれくらの数の浮き輪を膨らませる事ができるのか?ボートは膨らませる事ができるのか?と言った事が心配になります。
そんな心配がしたくなるくらい小さな電動エアポンプ「GIGA Pump2」をご紹介致します。
ほぼ5cm四方の電動エアポンプ
では何故、この電動エアポンプ「GIGA Pump2」が本当に空気を入れる事ができるのか疑いたくなるのかと言うと、あまりにも小さ過ぎるからです。
この「GIGA Pump2」のリアルな大きさは直径43mm×高さ53mmの円筒形なのですが、この中にハイパワーのモーターとファンとバッテリーが入っていると思うと、疑いたくなるのも当然です。
この「GIGA Pump2」の空気の吐出量は180L/分で、膨張圧力3kpa、吸引圧力3.5kpa、と電動エアポンプとしては一般的な1000円前後から2000円までで売られている電動エアポンプと能力は差ほど変わらず、バッテリー容量は1300mAhと今のスマートフォンの半分以下のバッテリーしか搭載していないのですが、例えばエアマットレスなら10枚、浮き輪なら大きさにもよりますがマットレスと同等くらいは膨らませる事ができますので、十分実用的と言えます。
ただやはり空気が詰まってくると3kpaではパンパンに膨らませるには圧力が弱いので、ボートや大型の直径2mほどあるビニールプールなどを膨らませるにはちょっときついものがあります。
空気を抜いたり、圧縮したりする事も可能
またこの「GIGA Pump2」も他の同ジャンルの電動エアポンプもそうなのですが、空気の吸い込み口を空気を抜く為のバキュームとして利用する事もできる様になっており、大きく膨らませた浮き輪やマットなどから素早く空気を抜く事ができるだけでなく、空気を残さず抜く事で最小限の大きさできコンパクトに折り畳めますので、持ち運びもとっても楽です。
また種類によりますが、衣類の圧縮袋の圧縮と言った用途にも使え、市販品ですがこの「GIGA Pump2」が使える圧縮袋をオプションとして用意していますので、これから衣類のかさばる時期の旅行では衣類をコンパクトにまとめる事ができますのでとても便利です。
LEDライト機能
更にこの「GIGA Pump2」には空気を入れたり、空気を出したりと言う機能の他に、LEDライトと言う機能も併せ持っています。
LEDライトは3段階で明るさを調整する事ができ(40ルーメン、160ルーメン、400ルーメン)、400ルーメンですと連続点灯時間は最大1時間ですが、160ルーメンで2.5時間、40ルーメンで10時間とこのサイズにしてはかなり上出来なスペックと言えます。
またこのコンパクトさから、ポンプ機能はさすがに日常生活では不要ですが、キャンプに行ったりした時は薪や炭の火起こしに使えるだけでなく、その後ランタンとしても使用する事ができるなど、非常に機能豊富に作られていますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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