iPhoneやiPadではLightning、AndroidスマートフォンやUSBを電源とする照明スタンドやモバイルバッテリー等は給電する為のコネクタとしてmicroUSBを使用して来ました。
これらLightningやmicroUSBはコネクタの形状が物理的に違いますので、使ったケーブルの規格が違って充電できないだとか通信できない(充電専用のケーブルはデータ通信に用いる事は出来ません)と言う事はありませんでしたが、多くのデバイスがmicroUSBからUSB-Cコネクタへと移行し、iPad等もiPad Proや最新のiPad AirではUSB-Cを採用している上にMacBookは完全にUSB-Cへと移行していたりします。
そしてそう言う状況下にあってUSB-Cコネクタを備えていてもデータ通信規格であればUSB2.0、USB3.1やUSB3.2、Thunderbolt 3やUSB4と言った様々な規格が相乗りしていますので、見た目でUSB-Cコネクタだからと買ってしまうと、高速通信ができずどうしてこんなに遅いのだろう?と言う結果を生むほか充電規格で言えばUSB-C PD(Power Deliver)に対応はしているもののケーブルには3A(20V/3Aで60W)流せるものと5A(20V/5Aで100W)流せるものの2タイプがある他、元々USB-C PDには対応しておらず USB BC(USB Battery Charging)を充電規格として採用しているケーブルもあったりと千差万別です。
そこで間違いなく高速通信・急速充電が可能なケーブルが付属したUSB-Cマルチハブ「OmniCase」をご紹介致します。
どのデバイスも充電&通信が可能なケーブルセット
ではまず最初に「OmniCase」にはどう言った種類のケーブルが付属しているのか見て行きますが、まず最初にケーブルは、スライドオフできるカバー裏面の中に整理整頓されて収納されていますので、一目で全てのケーブルや変換コネクタが入っているかが見て分かる様になっている他、ケースには溝が掘られており、そこにそれぞれのケーブルや変換コネクタを収納する様になっていますので、間違って他のケーブルを混在すると言う事がありません。
そして収納ケーブルですが、まずUSB-C PD100W充電対応かつUSB3.1対応で最大10Gbpsでの通信が可能なUSB-Cケーブルが1本、iPhoneやiPadと接続する為のUSB-C-Lightningケーブルが1本、そしてUSB-C→USB-A変換コネクタ、USB-C→microUSB変換コネクタを内包しています。
またSIMカードを収納しておく為のスロットとSIMのイジェクトピンも内包しており、Proタイプはこれらケーブルや変換コネクタを全て内包しているのですが、MimiタイプにはUSB-C-Lightningケーブルが内包されておらず、こちらはAndroidユーザー向けとなっています。
USB-Cマルチハブ
次にUSB-Cマルチハブについてですが、こちらは多くのベーシックな機能のUSB-Cマルチハブとほぼ機能的には同じで、最大4k@30Hzで映像出力が可能なHDMIポートを1ポート、USB3.0(最大転送スピード5Gbps)が2ポート、1Gbps通信が可能なRJ-45(LAN)ポートが1ポート、そしてUHS-I対応(UHS-II対応のカードには非対応)で最大104MB/sで読み書きが可能なSDカード、microSDカードスロットを装備しております。
ただUSB-C PD入力ポートは100W入力対応かつパススルー充電となっているのは評価の高いポイントです。
ケーブルだけのセットUrbanKit
またこの「OmniCase」にプラスする形で、ケーブルセットのみ追加で購入できると言うオプションも用意されており、UrbanKit MiniはLightning-USB-Cケーブルなし、UrbanKit Proはケーブル付きと言う形になっておりminiは$19、Proは$29で追加可能となっていますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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