最近の家電製品、特に照明はIoT化が進みスマートフォンから点灯/消灯する事ができる様になっているだけでなく、エアコンなどもスマートフォンから操作できるものが出て来たりとますます便利になっています。
ただ自宅の照明を全てスマートフォンでON/OFFできる様にしようと思えば器具を交換しなければいけませんし、電球を使ったダウンライトであればIoT対応の電球に交換すれば済みますが、最近ではLED化が進んでおり、自宅の照明全てがLED化されていると逆にIoT化が進まない事もあります。
そこで今回はとっても簡単にスイッチを交換する事でIoT化が可能なスイッチパネル「SONOFF NSPanel」をご紹介致します。
ベースは2回路の照明スイッチ
今回紹介する「SONOFF NSPanel」は基本的にはタッチパネルを搭載したインテリジェントなスイッチで、2回路分の照明のON/OFFを制御する事ができます。
ただ1つ注意しないといけないのは1回路あたりの最大出力は150Wで2回路合計で300W、しかもLED照明しか制御できませんので、蛍光灯や白熱電流、ハロゲン電球と言ったLEDではない照明スイッチをこの「SONOFF NSPanel」に交換する場合は照明器具ないし照明をLED化しなければいけません。
ただLEDの場合、150Wと言う様なハイパワーな照明を取り付けれる方はシーリングライトでも稀でしょうから、普通の家庭であれば、ほぼ全ての照明をこの「SONOFF NSPanel」で制御できます。
またEUタイプとUSタイプがあるのですが、USタイプはもちろんアメリカ仕様なのですが、実は日本のスイッチのサイズの規格とアメリカとは同じなので、今みなさんのご家庭の壁についている2回路までの壁のスイッチは、この「SONOFF NSPanel」に配線を差し替えるだけで簡単に使えてしまいますので、IoT化のハードルは非常に低いと言えますし、スイッチ1つの価格は某家電メーカーのちょっと便利なスイッチよりも安価で便利なのは言うまでもありません。
スマート製品をコントロール
そしてこのパネル「SONOFF NSPanel」のちょっと魅力的な所はSONOFF社製のスマートコンセントや、スマートライト、DIYウォールスイッチ等と連携させる事で登録した全ての照明やスマートプラグに接続された電化製品をコントロールできる事です。
更にスマートライトやスマートコンセントのジャンルにおいて世界的に大きなシェアを持っているフィリップスのHueやSmartThings、汎用インタフェースとしてはIFTTT等にも対応していますので、既にこう言ったメジャーなメーカーのスマートライト等を導入済みであれば「SONOFF NSPanel」でコントロールできますし、マクロ機能的なものもあるので一括して照明をコントロールしたりタイマーでコントロールしたりと言った事もできます。
またAlexa, Alice, Google Assistant Siriと言った音声AIエンジンにも対応しておりAmazon ECHO等のデバイス経由でのコントロールも可能です。
エアコンのコントール
そして照明やスマートプラグのコントロールの他にエアコンのコントロールを行えるのがこの「SONOFF NSPanel」のもう1つの特徴です。
「SONOFF NSPanel」内に温度センサーが内蔵されており設定された室温に合わせて自動的にエアコンをコントールする事ができるのですが、この「SONOFF NSPanel」にはエアコンの赤外線リモコンの信号を送出する機能はないので、ネットに接続されておらず赤外線リモコンで制御する様なエアコンの場合は学習リモコンとIFTTTサービスとを組み合わせての制御となるので、ちょっと制御は大変かもしれませんが、エアコン買換時に対応したエアコンを設置する事で、より生活が快適になるのは間違いありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/sonoffnspanel/sonoff-nspanel-smart-scene-wall-switch
この記事へのコメントはありません。