モバイルデバイスの多くの殆どはUSBで充電が可能で、そのコネクタ規格は古い順からUSB-A、microUSB、Lightning、USB-Cの4つの規格が使われています。
そしてこれら4つの規格をフルサポートする充電ケーブルもあり、こう言ったケーブルを持ち歩いていると何かバッテリーが切れそうなデバイスがある時に、専用の充電ケーブルを携帯する事を忘れていたとしても、どの様なデバイスも充電する事ができるので非常に重宝します。
ただ1つ気を付けないといけないのはコネクタの形状は合っていても実際にそのケーブルに何ワットの電力を流せるかで、例えばUSB-C←→USB-Cケーブルなのに5Wでしか充電できないものも存在しますからそう言ったケーブルではMacBookの様な大容量のバッテリーを搭載したデバイスの充電は出来ません。
そこで今回はUSB-C PD(Power Deliver)での100W充電にも対応している万能ケーブル「CABLESS」をご紹介致します。
「CABLESS」の基本スペック
ではまず今回紹介する万能ケーブル「CABLESS」の基本スペックから紹介します。
まず「CABLESS」には電源側に接続するケーブル端子と、デバイス側に接続するケーブル端子が決まっており、電源側に接続する側にはUSB-Cコネクタと、そのUSB-CをUSB-Aに変換するアダプタキャップが付属しており、金属製のスライドキャップとなっていますので、もしコネクタ部分を足で踏んでしまったりしてしまっても大丈夫な様になっています。
そして電源コントローラを通してケーブルは2.5mも付属しており、反対側はデバイスに接続する側で、こちらもベースはUSB-CコネクタでLightningキャップが付属している他、MicroUSB変換コネタもオプションで用意されており、新製品ではほぼ見る事はなくなったMicroUSBコネクタしか備えていないデバイスへの充電できる性能を持っている事になります。
またUSB-CはUSB-C PD100W充電にも対応しており、MacBook Proの充電にも使えると言う所がポイントになります。
ケーブルをクルクルと巻き取ればワイヤレス充電器に
そしてこの「CABLESS」が面白いのは、ケーブルを円形に巻き取る事でケーブルが送電用のコイルに早変わりしてスマートフォン等をワイヤレスで充電する事ができるのです。
つまりこの「CABLESS」ではケーブルを巻き取る事でケーブルを送電用のコイルにしているのですが、実際にワイヤレス充電用の送電機の中にはドーナツ状に巻き取った銅線が入っていますのでケーブルを巻き取る事で同じ様な送電用コイルを作る事ができなくはありませんが、よく考えられていますしその為にギュと密に巻き取れる様に円形のマグネットプレートと呼んでいるプレートを使い磁力でケーブルを吸着しつつドーナツ状に巻き取る様になっています。
しかもただケーブルを巻き取っているだけなのに最大15Wでワイヤレス充電できると言うのですから素晴らしいですし、途中にワイヤレス充電用の円形の板がない分ケーブルそのものがスッキリとしていて持ち運びにも便利です。
一部のノートPCも充電が可能
またこの「CABLESS」にはオプションにはなりますがThinkPadやDELLのノートPCの充電に使える変換プラグが用意されており、これらどちらかのメーカーのノートPCを使っておられる方であればUSB-C PDに対応したモバイルバッテリーを使いノートPCを充電したりする事も可能となり外出先での使い勝手も飛躍的に向上しますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/692076889/cabless-15-in-1-wired-and-wireless-charging-cable
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