マルチケーブルと呼ばれる、コネクタがトランスフォームするケーブルのメリットは、それを1本持っていればどの様なデバイスでも充電・通信できる事です。
現在ではUSB電源やモバイルバッテリー、そしてPCやデバイスに接続する側のコネクタはUSB-AとUSB-Cが切替られ、スマートフォン等の端末やUSB充電するデバイス側のコネクタはUSB-C、Lightning、microUSBへと切替られる用になっているのが一般的です。
そんなマルチケーブルの中で爆発的にヒットしたのが今回紹介する”inCharge XL”の初期タイプ”inCharge X”で、USB-C PDで100W充電できるのがポイントでindiegogoのキャンペーンで2億円以上の出資を集め、今回更により使い易くなっています。
ケーブル長が3サイズに
今回紹介する”inCharge XL”では、”inCharge X”においてケーブル長10cmと1.5mの2種類のケーブルサイズしかラインアップされていなかったのに対して、”inCharge XL”には30cm、200cm、300cmと言う3サイズが用意されています。
特に、長い充電ケーブルが欲しいと言う方にとって300cmは魅力的な長さで、この長さがあれば、コンセントの場所が多少離れていてもスマートフォンやPCを触りながら充電するのに困りません。
また短いタイプで30cmは、おそらくケーブル長10cm程度しかないキーチェーンタイプの”inCharge X”では小生も使用していますが、結構ケーブルが短い事で、ちょっとGoProからPCにダイレクトにケーブルを使ってデータを転送したいと言った場合、PCの横にスペースがありませんとケーブルが短い分だけGoProを手に持った状態で作業しなければいけませんでした。
ですが30cmあるとPCの上にGoProを置いてケーブルで接続してと言った取り回し性が良くなります。
ただデータ転送に関しては480MB/sが初期バージョンからのスペックなので、Thunderbolt3やThunderbolt4対応の外付けSSDを接続したとしても転送スピードは遅いのでそこは我慢が必要ですが、コネクタは片側はUSB-AとUSB-Cの切替、もう片方はUSB-CとLightiningコネクタとmicroUSBのハイブリットコネクタとの切替になっており、両サイドUSB-Cで接続すればUSB-C PDACアダプタによって最大100Wで充電できる性能はそのまま受け継いでいます。
落とさないケーブルキャップ
そして”inCharge X”も今回紹介する”inCharge XL”もコネクタ部分にネオジウム磁石が入っておりコネクタ同士が磁力で吸着する様になっている上にコネクタ同士が離れない様に2つのコネクタを固定するキャップが付属しているのですが、ケーブルを使用する際に小生はコネクタをUSB-Aコネクタにはめたままにしているのですが、時々キャップがコネクタが外れて落ちている事があり、探しても見つからなくて困る事がたまにあります。
おそらくそう言った報告が多かったのでしょう、この”inCharge XL”ではキャップにケーブルフックが付き、キャップがケーブルから強制的に外さないと離れない様になった為、紛失の危険性がほぼゼロになっています。
更に”inCharge XL”でもコネクタには金属フレームが採用されており、非常に安心感が強いと言った特徴も受け継いでいます。
ケーブルケースとケーブルオーガナイザー
また今回、この”inCharge XL”で新しくオプションで用意されたのがキャリングケースです。
”inCharge X”ではケーブルを束ねるケーブルバンドは付属していましたが、今回紹介する”inCharge XL”ではケーブルを収納できるキャリングケースが付属した事で、ケーブルが他のケーブルとバッグの中で絡まったりする事もありませんし、コネクタやケーブルがバックの中に一緒に入れた荷物によって圧迫されて破損したりしない様に考えられています。
またケーブルオーガナイザーはN52ネオジウム磁石が入っており、金属板の入ったデスクに吸着する様になっています。
そして長いケーブルが邪魔にならない様にケーブルの取り回す際にケーブルを引っ掛けられる様になっているガジェットで、スッキリとケーブルを取り回したいと言う方にはあると便利かもしれませんので、詳細を含めて下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/inchargexl/incharge-xl-making-all-other-cables-obsolete
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