フルメタルボディーにダブルガスケットで安定した入力と指に優しい打鍵感、そして心地よく響くキーの打鍵音で広く支持を集めている”Keychron Q1”が今回、Kickstarterにおいてバージョンアップした「Keychron Q1 Pro」への投資を募集しておりますのでご紹介致します。
Q1とQ1 Proの違い
今回紹介する「Keychron Q1 Pro」において変更になったのはまず接続方法です。
Q1はUSB-Cケーブルによる有線接続であったのに対して今回紹介するQ1 ProにおいてはBluetooth5.1通信モジュールを搭載しBluetoothによるワイヤレス接続と3台までのペアリングが出来る様になっています。
それに伴い4,000mAhのバッテリーを搭載した事で総重量は更にアップし1,736gと2kgへと迫る重さでより安定感が増している他、バッテリーだけでの駆動時間はバックライトをOFFの状態で使用すればおよそ300時間、暗くバックライトを点灯した状態では90時間となっています。
更にキー付きバージョンではQ1では”Gateron G Pro”が採用されていたのに対してQ1 Proにおいては標準のメカニカルスイッチよりもグラつきの少ないオリジナルの“Keychron K Pro”が採用されており、赤、茶、バナナ軸の3つのタイプのキーがラインアップされているのですが、バナナスイッチは、市場に出回っているパンダスイッチのような上部に早期の触覚バンプを感じる独特の感触を味わう事ができます。
またキートップもQ1ではOSAのダブルショットPBTキーキャップであったのに対してQ1 ProではKSAのダブルショットキーとなっていますが、2022年4月に発売になったQ1向けのJISキーキャップが使いたい方はバリエーションには用意されていませんので別途購入する事になります。
ダブルカスケットの効果
次に”Keychron Q1”を有名にしたダブルガスケットですが、これはクッション材でキーを取り付けている回路基板を挟む事でキーを打った時にキーや回路基板が沈む事でキーを打った時の衝撃・反発が指に跳ね返らない様に吸収する事で腕や手、指の疲れと言うものを最大限に緩和すると言う役目を持っています。
また回路基板の裏側を覆うフォーム素材やシリコン素材のマットは衝撃を吸収するだけでなくキー以外から発生する不要なノイズを吸収する役割も合わせて持っており、キーが発する打鍵音だけを響かせると言う効果をもたらし、純粋に自分が選んでカスタマイズしたキーの打鍵音だけを楽しむ事ができる様になっています。
またアルミ合金製のケースもキーボード内部で発生したノイズを外に漏らさないと言う効果を持つほか、キーボードの持つ重さによってキーを叩いた時の振動がケースに伝わり、ケースとデスクとの間で発生するノイズと言うものも完全に無くしています。
QMK/VIA対応
そしてこの「Keychron Q1 Pro」はキーボードのファームウェアとして最も有名なQMK、そしてカスタマイズアプリとして最も有名なVIAの双方を採用しています。
これら2つはキーボードをカスタマイズして使う方には不可欠なセットで、QMK/VIAに対応さえしていれば、設定を他のキーボードに書き込めば同じキー配列、キー機能で使えますので複数のキーボードを同じ設定で使用する事ができますので、自宅とオフィスで共通して使えますし、全く別なマシン感でも同じキー配列で使う様な環境にしておけば迷う事もありません。
またWindowsやMacでキーボードをシェアすると言った場合でも同じ様な機能を同じキーに持たせる事でマシンの違いを感じずに作業する事ができるなど、キーをカスタマイズして使う方には必須とも言えるセットで欠かせません。
またこのQ1キーボードには右上にノブがあるのですが、これもカスタマイズ可能で、例えば画像のズーム/ズームアウト、画面の明るさ、音量の調整、ブラシ サイズなどマクロによってノブの機能を変えて様々なアプリの操作を快適に変える事ができますので、詳細を含めて下記URLをご覧ください。
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