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モバイルバッテリーでも動くので、どこにでも、何にでもレーザー彫刻が施せるレーザー彫刻機「Amika」

FDM方式の3Dプリンター同様に、今ではレーザー彫刻機も価格も大きく下がり個人でも購入でき、DIYで作った様々なものにレーザー彫刻を施してプレゼントにしたり、フリマなどで販売したりと言う事ができる時代になっています。

そんなレーザー彫刻機を選ぶにあたって注意点がいくつかあり、もちろん一度にレーザー彫刻が施せる面積、大きさも重要なのですがそれ以上にレーザーの出力です。1W以下のレーザーでは紙や木、コルクやフェルトと言った柔らかいモノに対してしか彫刻できませんし、光を通してしまう透明なアクリルの様なものも彫刻できませんので注意が必要です。

もう1つはレーザー彫刻機のレーザー光源の移動方法にもよりますがレーザーモジュールは固定で、レーザーの照射方向だけを変えてレーザー彫刻を施すタイプのレーザー彫刻機はレンズを使いレーザーの照射方向を変えていますので焦点を合わす為のオートフォーカス機能がある事が重要で、今回紹介するレーザー彫刻機「Amika」は、そのどちらも兼ね備えたレーザー彫刻機です。


レーザー彫刻機に乗らないもにもレーザー彫刻可能


今回紹介するレーザー彫刻機「Amika」の1番の特徴はレーザーモジュールをスタンドから外すとハンディーレーザー彫刻機にもなる所です。
一般的なレーザー彫刻機は台があり、その台にレーザーモジュールが取り付けてあり、レーザーモジュールの下にレーザー彫刻対象の素材を置いてレーザー彫刻を施すのですが、この「Amika」はそのレーザーモジュールが外れ、四角錐の様な形状をしたプロテクトカバーにレーザーモジュールを取り付ければメガホンの様な形をしたハンディーレーザー彫刻機に変身します。

ですので台から外れてハンディータイプにもなるこのレーザー彫刻機「Amika」は、本来であればレーザー彫刻できない様なもの、例えば大きな家具であるとか家の壁、自転車やバイクのタンクと言う様なものにでもプロテクトカバーごとレーザー彫刻を施す対象物に押しつければどの様なモノ、どの様な場所、外せない様なモノに対してもレーザー彫刻を施す事ができます。

また「Amika」のレーザーモジュールの出力は5Wもありますので、皮革、木、プラスチック、段ボール、紙、果物以外も金属やガラス、アクリルなどにもレーザー彫刻が可能です。

また台座の上に横向きにして置くと安定しない、台の中には入らないと言うものに対してはヘッドの向きを真下から90°回転させて横向きにする事でレーザーを横方向に照射する事ができる様になりますので、花びんの様な安定しないものでも、立てた状態でレーザー彫刻が施せます。


電源にモバイルバッテリーが利用可能


次にこのレーザー彫刻機「Amika」の魅力は何とモバイルバッテリーを電源として利用する事ができる事です。
とは言っても25W(5V/5A)出力が可能なモバイルバッテリーなので既に持っておられるモバイルバッテリーがそのまま使える方もおられれば、そうではない方もおられますが、せっかくポータブルで使えるのに電源がコンセントからと制限されていてはせっかくの機動性が台無しです。
ですが、モバイルバッテリーが使える事でまさにどこででもレーザー彫刻が行えますし、イベント等に出展して名前入りの景品などをその場で作ってあげると言う事もこの「Amika」では出来ます。

また実際に彫刻データはスマートフォンで作りBluetoothで「Amika」に飛ばしてレーザー彫刻を行うため、本当にどこででもレーザー彫刻が手軽に行えます。


注意点


そして「Amika」は、超お手軽に何にでもレーザー彫刻が出来そうですが、実はそうではなく”Amika”の方は手動で焦点距離を合わさないといけませんし、彫刻できる素材も平らなものである必要があるので、そこれは要注意です。
一方で”Amika Pro”はオートフォーカス機能を搭載しており台座が上下して自動デフォーカスを合わせてくれますので凹凸があったりする様なものでもしっかりとレーザー彫刻を行う事ができます。

また”Amika Pro”にはボトルの様な円筒形のものに円筒形のものを回しながらレーザー彫刻を行う事ができるローラーがオプションで用意されているのもノーマルタイプの”Amika”との違いです。

そして標準で付属するバリエーション、オプションになっているバリエーションとラインナップは色々ですが、持っていた方が良いのはポジショニングプレートです。
この”Amika”はどの範囲でレーザー彫刻を行うのかと言う位置決めするのに便利なプレビュー機能がありません。ですからいきなりここかな?と当たりを付けてのレーザー彫刻になってしまうのですが、ポジショニングプレートを使う事でおよそのレーザー彫刻を行う場所の確認を行ってからレーザー彫刻が行えるので、”Amika”を使ってレーザー彫刻を行うのであればプレートは持っていた方がベターですので、その他詳細を含めて下記URLにてご確認ください。

https://www.kickstarter.com/projects/1417644485/worlds-most-advanced-portable-5w-laser-engraver

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