電動自転車って一度乗ってみると、漕ぎ出しにほぼ力をかけなくても自転車を走り出す事ができますし、いつも登るのに大変な上り坂も、立ち乗りしなくても座って楽々と上がって行く事ができますので、電動自転車に乗ると普通の自転車に戻りたくなくなる魅力がたくさんあります。
ですが電動自転車って安くても10万円近くする上に種類も少ないので、なかなか自分の好みの電動自転車を見つけるのは結構大変です。
そこで今回は、今乗っているお気に入りの自転車を、電動自転車できる「Swytch」をご紹介致します。
素人でも簡単交換できるFF駆動
この「Swytch」の特徴は誰にでも簡単に電動化できるのが特徴になっており、それを実現しているのがFF(フロントエンジン・フロントドライブ)駆動です。
通常、この「Swytch」の様に後から自転車を電動化するタイプのキットは市販の電動自転車の様に後輪駆動のものが主流であり、後輪を電動化すると言う事は交換が簡単なインホイールモーターでもスタンドを外し、チェーンを外し、ブレーキを外しとたくさんのパーツを外さなくてはなりません。
またパーツを外すだけでなく、ブレーキがリムブレーキだったら良いのですが、ドラムブレーキだとブレーキワイヤーなども付け替えなければならず素人では無理です。
一方この「Swytch」の様にフロントタイヤをインホイールモーター付きのタイヤに交換するのであれば、車輪を固定しているナットを外して付け替えるだけなのでとても簡単ですし、この「Swytch」はアシスト式でベダルの動きを検出してモーターを動かすのですが、その検出装置も自転車の部品は何も外す必要がなく、ただベダルに回転を検出する為のディスクと、そのディスクの回転を検出するセンサーを取付た上にバッテリーホルダーをハンドルにドライバーで固定するだけなので、ドライバーとボックスレンチが使えば誰でも取付る事ができます。
TOURバージョンは最大トルク40Nmのインホイールモーターで最大アシスト32km/hで100km走行可能
そして肝心の走行性能ですが、この「Swytch」には”ECO”、”PRO”、”TOUR”の3つのバリエーションがあり、”ECO”版は最大アシスト25km/hで走行距離は最大35km、そして”PRO”版は最大トルク40Nmのパワフルなインホイールモーターにより斜度30%の坂も楽々と上る事ができ、最大アシスト35km/hで走行距離は50kmで”ECO”版、”PRO”版ともアシスト力をバッテリー一体型のコントローラーにより5段階で調整できる様になっており、アシストを弱める事でより長く走る事ができます(このあたりは一般的なアシスト電動自転車と同じですね)。
また”TOUR”版は大容量の500Whのバッテリーで9段階でアシストを調整できる他、最大アシスト32km/hで最大100kmも走行する事が可能になっています。
オプションのスロットル追加で自走も
そしてこの「Swytch」にはオプションで用意されているスロットルを追加する事でバイクの様にスロットルを変化させる事でスピードを変えて自走する事も可能です。
ただ気を付けなければならないのは日本では自走する電動自転車の走行はできませんし、前輪駆動でいきなりスロットルを全開にするとタイヤが空転して自転車が不安定になったりしますので、運転には気を付けなければなりません。
またこの「Swytch」には28インチ/700C、27.5インチ、26インチ、20インチ、16インチと言う5サイズのホイールが用意されており、一般的なサイズのロードバイクからシティーサイクル(ママチャリ)、コンパクトな折り畳み式の自転車や子ども様の自転車まで電動化する事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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