文字をキーボードから入力する仕事をされている方にとってキーボード選びは非常に重要です。
1日に3万文字、4万文字もキーボードを打つ様な仕事ですと1日に何時間もキーボードを打ち続ける事になるのですから、やはりそのキー入力に使うキーボードには拘った方が腕の疲れ方も大きく変わって来ます。
その中でもゲーミングキーボードで使われているゲーミングキーでは超有名なCherryMXや、CherryMX互換キーはプロゲーマーの方が連日、1日に何十時間とキーを叩き続けても腕が疲れたり最悪は腱鞘炎になったりしない様にキーの入力スピードと同じくらいよく考えられて作られています。
そんなゲーミングキーの中には静音キーと言ってカシャカシャ鳴らないものもあるのですが、強くキーを叩くとキー意外にもキーボードから音を発します。
そこで今回は、ゲーミングキーを使いつつキーボードそのものから発生するノイズを抑えた静音キーボードとでも呼べる「Epomaker Lite Keyboard」をご紹介致します。
キー入力の衝撃を和らげるガスケット
今回紹介するキーボード「Epomaker Lite Keyboard」の特徴はキー入力を行った時の衝撃吸収力に優れている所です。
まずゲーミングキーを使用するキーボードは基板にキーを差し込む仕様になっていますので本来なら剥き出しの基板にキーを差し込んで行くのですが、今回紹介しているキーボード「Epomaker Lite Keyboard」は基板の上にシリコン製のガスケット(=隙間を埋めるクッション)を敷いてからキーを差し込む様になっています。
これによって通常はキーのスプリングによってキーを押した時の衝撃の殆どは吸収するのですが、やはり中にはそれ以上のパワーでキーを強く叩く方もおられますので、そのキーを押した反力は指から腕へと戻って来て肘から手首まで(前腕)に疲労として蓄積され、前腕のダルさであるとかダル痛さと言った感覚を覚えるだけでなく、疲労した前腕は指の動きを鈍らせてキー入力のスピードにも大きく影響します。
ですからこの「Epomaker Lite Keyboard」では、ガスケットによってキー入力の衝撃を吸収できる様にしているのですが、衝撃吸収対策はそれだけではないのです。
実は基板にもガスケットによって支えられて基板そのものもキーを打つ圧力によって1mm程度沈み込む様になっており基板全体でも衝撃を吸収する様になっているのです。つまりこの「Epomaker Lite Keyboard」ではキー、基板を覆うガスケット、基板を支えるガスケットの3段階でキーを打つ衝撃を吸収する様になっているのです。
静音対策
そしてゲーミングキーの中にはカチャカチャ音やカシャカシャ音が鳴らない静音キーと言うキーも中にはあります。ですがキーボードから発生するノイズはそれだけではなく、キーを叩いた振動がキーボード本体にも伝わり基板とケース、ケースとデスクとの接触面でもノイズ発生しますのでそう言ったキー意外から発生するノイズに対しても嫌悪感を覚える方は世の中にはたくさんおられます。
そう言った方にこのキーボード「Epomaker Lite Keyboard」はピッタリなキーボードで、ノイズはガスケットでも除去され、基板を覆うガスケットは基板で発生したノイズを吸収する他、基板の下にもフォームクッションを挿入する事で実はサンドイッチの様な形でノイズを吸収しているのです。
ですからキーの出すカシャカシャ音が心地よいと言う方は反対にその音だけを楽しむ事ができます。
ANSI/ISOキーが選択可能
そしてこの「Epomaker Lite Keyboard」では珍しくANSIキー配列とISOキー配列を選択する事が可能になっています。
ISOキーボードにはANSIキーボードにはないAlt Graph(オルターネートグラフィックキー)と言うキーがあります。
このAlt Graphキーは発音区分記号のある文字を入れる際に便利なキーで、私たち日本に住んでいる人によっては馴染みがなくノートPCのキーボードも市販のキーボードも多くがANSIキーになっているのですが、フランス語やドイツ語を入力する事が多いと言う方にとってはISOの方が便利なのでそう言う方にとって選択肢があると言うのは嬉しい事です。
またキーボードはBluetooth5.0対応で3台のPCやスマホと同時ペアリングしておける他、USB-Cでの有線接続も可能で、Mac,Windowsの切替はキーボードのみで出来る様になっています。
そしてキーはGateron Proのメカニカルキー、オプティカルキー、そしてこのキーボードを作ったメーカーEPOMAKERが独自開発したChocolate Switchなどからキーボードの種類によって選択できるキーは違いますが選べる様になっていますのでキーボードの種類や詳細を含めて下記URLにてご確認ください。
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