タブレットではたまに、スマートフォンでは滅多とキーボードを繋いで文字を打ち込むなんて事はありませんが、たまにそう言う事をやると1番困るのはBluetoothのペアリングをし直す作業がその度に発生する事です。
と言うのはBluetoothキーボードって一般的には最大2台ないし多くて3台のPCやタブレット、スマートフォンとペアリング状態を維持できませんので、4台目を接続するともれなく1台目が忘れ去られ、1台目に登録していていたデバイスをBluetoothキーボードに再接続しようと思うと手間はそうかからないもののペアリングを再度行わなくてはいけません。
そこで今回は最大5台のデバイスとペアリングを維持しておけるメカニカルキーボード「HS 75T」をご紹介致します。
ショートカットキーで簡単に切替
今回紹介するメカニカルキーボード「HS 75T」は接続方式としてBluetoothの他にUSB-Cケーブルによりケーブル接続の他、2.4GHzの通信モジュール(端末に差し込むドンクルはUSB-A)での接続も可能となっており、2.4Gの通信モジュールはキーボー足の中に収納できる仕様となっています。
またBluetoothによる接続では最大5台ものデバイス(Windows, Mac, Android, iPhone, iPad)とペアリングを維持しておく事ができ、その切替も物理的なスイッチではなくFnキー+”QWERT”と言う5つのキーで簡単に素早く切り替える事が出来る様になっています。
そしてこのキーボードが少し珍しいのは電源方式として乾電池タイプがラインアップされている事で、普通はBluetooth接続がメインのメカニカルキーボードではバッテリーを搭載しているのが一般的なのですが、交換可能な乾電池、充電式電池と言う選択肢を増やす事で、2〜3年経過してバッテリーが消耗して来た時にバッテリー内蔵型は交換できませんが、乾電池は交換できる所が魅力的な所です。
ちょっとした操作がキーボードで出来る2つのノブ
次にこのキーボードの特徴として2つのノブが設けてあり、この2つのノブでちょっとした操作ができます。
上の方のノブはボリュームノブで回転させる事ができ、下の5wayナビゲーション・ノブの切替によって、ボリュームの調整、キーボードの明るさの調整、キーボードに内蔵されたLEDの色の調光、そしてミュートとミュートの解除と言った様な操作がこの2つのノブで可能です。
特にこのキーボードはフルカラーで点灯・グラデーションするキーボードですから、キーボードが光っているのが大好きと言う方であれば、スマートフォンやタブレットで使用している様な時もPCに接続しなくてもキーボードだけで色や明るさが切り替えられるのは気分も変えられるのでなかなかポイントの高い所です。
またキーボードのカスタマイズももちろん可能で、Windows、Mac双方でキーボードマップはメモリーしておく事ができますので、WindowsとMacを併用して使用している方にはそれぞれのキートップも付属していますので便利です。
キーのカシャカシャ音が楽しめる静音構造
そして最近のメカニカルキーボードでは、キーからの音以外の例えばキーを打った時の衝撃が引き起こすケースや内部の回路基板が出す音などを消す静音設計がなされているものが多く見られる様になっており、この「HS 75T」においても回路基板の下にはフォーム素材の吸音材を敷いて回路基板から発する音を吸収する様になっています。
また、スイッチを押した時の衝撃を吸収する為のウレタンパットがキーの下には敷かれ、ケース内で反響するキーの打撃音を吸収する為のフォーム材がキー周囲を囲っているなど、静音対策もバッチリです。
また肝心のキーですが、今回はGateronのGS9シリーズからの選択となっており、もちろん好みのCherryMX互換キーへも換装する事が出来ますので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1049216524/hs75t-hot-swappable-wireless-mechanical-keyboard
この記事へのコメントはありません。