テントトレイルなど、一人でテントやキャンプ機材を背負って歩いて出かけるとなると、自ずと重量制限しないと荷物の重さだけでバテてしまうので、概ねテントトレイルなどでは9kgが上限と言われています。
ただ、万が一の時の事を考えてあれもこれもも詰めていると自然と重量が嵩んで行きますので、何かを持って行くのを諦めないと上限重量には収まりません。
そこで1番、重量を減らせるのが食料で、レトルトよりもフリーズドライ製品を持って行った方が重量は減らせますし、更にはガスストーブではなく現地で枯れ枝や枯れ葉などを燃料として使えれば、重いガスボンベ分だけ荷物の重さを減らす事ができます。
そこで今回は重量削減に大いに役立つキャンプ用ストーブ「LOFI Stove」をご紹介致します。
火力を引き出す送風ファン
モノが燃焼する際に必要なものと言えば酸素です。
そして一般的なストーブ(焚火台)では、燃焼によって起こる上昇気流が外から空気を吸い込み燃焼を継続すると共に、側面に開ける通気口の大きさや位置によって空気の流入量を調整する事で燃焼、つまり火力を調整しています。
ただ使用する燃料に燃焼温度が違いますので、燃焼温度の低い薪やチャコールと言った燃料よりも、燃焼温度の高い炭の方が強い上昇気流を作り出しますので、空気の流入量も多くなりますで、炭の火力が強いと言う事になります。
つまり炭を持って行けば強い火力で短時間の調理が可能なのですが、今回紹介するキャンプ用ストーブ(焚火台)「LOFI Stove」は底部に送風用のファンが入っているのが特徴のストーブで、この送風ファンで風をストーブの中に強制的に送り込む事で燃焼を促進させる事ができますので、結果的に燃焼温度の低い、落ちている枯れ枝や枯れ葉の様な燃料でも強い火力を維持できると言う事になります。
発電量の少ないソーラーパネルでも動作
次にこのキャンプ用ストーブ「LOFI Stove」は、ストーブそのものにファンを動かす為のバッテリーは内蔵されておらずモバイルバッテリー等から給電する仕組みになっています。
そしてこの「LOFI Stove」で最大の火力を得ようと思えば、5V/500mA以上の給電が可能なバッテリーが必要なのですが、この「LOFI Stove」は何と5V/50mAからファンを回す事ができますので、昼間であればコミックサイズのソーラーパネルでもファンの風は最小ですが、起こす事ができますので、モバイルバッテリー充電用のソーラーパネルを別途持って行けばバッテリーの節約にもなります。
またUSB-Cコネクタを備えたAndroidスマートフォンであれば電力を送る事ができますので、最悪バッテリーがない時はスマートフォンが活躍してくれますし、もちろんバッテリーで風を起こさなくても火力はそれなりですが、火を起こして調理したりする事は可能です。
スナック菓子を燃料に!!
そしてまた、枯れ枝や枯れ草と言ったものを採取できない場所に行ったり、季節的にそう言ったものが落ちていない季節に行ったりする場合は予め燃料を持って行かなければならないので、そう言う場合はペレットが嵩張らない上に炭で汚れたりする事もないので良いのですが、もし何もないと言う場合は、携行しているスナック菓子であるとかドライフードをこの「LOFI Stove」では燃料として使う事もできますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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