GaN(窒化ガリウム)を使ったパワー半導体は、従来の充電器の形状をガラッっと一変させ、えっ!?と驚くくらい小さくなっています。
更にトータルの電力出力の大きいものほど充電器の大きさは大きく小型化されており、今では掌の上に乗るサイズなのに240Wも出力が可能なUSB充電器も少なくはありません。
ただあまり小型化すると問題になって来るのは発熱で、スマートフォンを充電していると充電器やスマートフォンが熱くなりますが、一定温度以上になると充電を停止するため熱管理は非常に重要で、熱管理と言う観点からUSB充電器の小型化はそろそろ限界か?と思われていたのですが、今回紹介するUSB-C PD充電器「INVZI GaNHub」は同等サイズなら20W出力程度が限界のはずなのに何と45Wも出力可能な優れものの充電器になります。
コンセントからはみ出ないコンパクト設計
今回紹介するUSB-C充電器「INVZI GaNHub」は縦横サイズが40.3 x 40.3 x 30mmと、Appleの20WのUSB-C電源アダプタ約57.6 x 42.3 x 27.3 mmと比較して20%ほど小型化されており、横からの見た目はAirPods Proよりもコンパクトになっています。
そしてこの幅30mmと言うのは、コンセントプラグの幅が27mmですから少しだけ幅広になっているだけですので、隣のコンセントプラグに差し込んだコンセントとは干渉しないサイズ感になっており、よくあるUSB充電器を差し込むと隣のコンセントにまでかかってしまい隣のコンセントを使えなくしたりする事がないのがこのUSB-C充電器の使い勝手の良い所ですし、コンセント部分は折り畳み式になっていますので、持ち運びにも便利で、バッグの隅に入れて常に持ち歩いていれば、コンセントさえあればどこででも充電できるのが魅力的な所です。
最大出力45W
そしてこのUSB-C充電器「INVZI GaNHub」の最大魅力は最大出力が45Wもある事です。
45WもあればたいていのスマートフォンやタブレットはMaxスピードで充電できると言う事になりますし、この小さな充電器で何とMacBook等のノートPCをも充電する事ができるのです。
しかも充電ポートは2ポートも備えているだけでなく2つのUSB-Cポート合わせて最大出力は45Wもありますので、2つのUSB-Cポートを使って充電したとしてもそれぞれのポートは最大で20Wで充電する事ができますし、もっとすごいのは2つの充電ポートを使って充電している際に接続しているデバイスの充電能力やバッテリー残量を比較して30W+15Wと言う割り振りを自動で行い最適な充電を行う様になっています。
なおこの「INVZI GaNHub」は充電中に発生する熱を効率良く発熱する為にケースにアルミ合金を使っており、樹脂製のケースよりはケースそのものも発熱しますのでそこは気を付けなければいけませんので、もし詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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