今やスマートフォンを充電したりする為のポータブルバッテリー並に種類も豊富になって来たポタ電(ポータブル電源)ですが、種類が豊富になった分だけ選択基準が重要にもなって来ています。
例えばキャンプなどで使う場合、何から何まで自宅にいるのと同じ様な調理をすると言うのは味気ないので、例えば何かかき混ぜる為のフードプロセッサーやブレンダーを使うと言う様な場合、コンセントの出力は500Wもあれば十分ですし、もし後片付けの手間などを考えてBBQを行うのにホットプレートを使うのであれば1500W程度の出力は必ず必要と言う事になります。
一方で、アウトドアでカメラやドローンを使って映像を撮影すると言った場合、バッテリーを充電する為にACアダプタを使う為のコンセントも必要ですが、最近ではUSBで充電するものも増えていますので、USB出力ポートの数と言った事も重要になって来ます。
そこで今回は非常にバランスの取れた、レジャーでも災害時でも使えるポタ電「LemiPower」をご紹介致します。
最大出力1500W、ピーク出力3000W
今回紹介するポタ電「LemiPower」は”リン酸リチウム”と言う今話題のバッテリーを採用しています。
このリン酸リチウムと言うは、リチウムイオンとは違い、耐温度特性が高いだけでなく、耐衝撃性が高く、充電の充放電回数も最大5000回と高く、次世代のEV車用バッテリーとして今、大いに注目されているバッテリーです。
またLiFePO₄(リン酸リチウム)バッテリーはリチウムイオンよりも出力性能が良く、一度にたくさんの電気を出力できる事から、一般的な同容量のリチウムイオン電池を使ったポタ電の出力が最大1000Wかそれ以下なのに対して1500Wと非常にパワフルなので、この「LemiPower」であればブレーカーが落ちるのでは?と心配せずに最大4つまでですが、電化製品を同時に使用する事ができます。
7USBポート
次にUSBポートはUSB-Aが4ポートでそのうち2ポートは最大10W、あと2ポートは最大18Wの出力性能を持っています。
そしてUSB-Cに関してはUSB-C PD(Power Deliver)にどのポートも対応しており、それぞれ最大出力は30W、65W、100Wの3つのポートが設けられており、合計7つのUSB充電ポートがありますので、様々なUSBデバイスを1度に充電できる他、「LemiPower」のトッププレートにはQiワイヤレス充電が可能な様にもなっています。
そしてこの他に出力ポートとしては12V/3AのDC出力が2ポート12V/10A出力のシガープラグも備えています。
回復性の高いバッテリー
そしてこの「LemiPower」はポタ電そのものの充電にも優れており、例えばコンセントからの充電であれば、全くバッテリーがない状態から充電したとしてもわずか2〜3時間と超短いので、例えば災害時に電気が復旧していないのでどこかで充電すると言った場合も、そう時間はかかりませんし、もしコンセントを3時間占有していたとしてもその間にこのポタ電で7台+コンセントも合わせれば11台、テーブルタップと充電器がもっとあれば充電しながらでももっとたくさんのスマートフォンを充電してあげる事ができます。
そしてシガープラグや、充電されたバッテリーからの充電は5〜6時間、ソーラーパネルはパネルの出力性能や天気にも大きく左右されますが、オプションで用意されている最大出力100Wのソーラーパネルを4枚使えば最短で3〜4時間でフル充電させられますので、もし詳細なスペックをご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1182472616/lemipower-station-engineered-for-a-challenging-world
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