スキーやスノボーに行った時に仲間と連絡を取ろうと思ってもなかなか取れなくて困ったって経験はありませんか?
ウインタースポーツってウェアが厚くなりますので、ポケットに入れたスマホのバイブの振動なんてほぼほぼ感じとる事はできませんし、もちろん着信音もゴーグルのベルトで耳を塞いでいますからほぼ聞こえません。
一方イヤホンをしていても、滑走中だと風切り音で聞こえなかったりしますし、何よりイヤホンを耳につけてゴーグルをかけるとゴーグルのベルトでイヤホンが耳に食い込んで痛くなったりもしますので、滑走中に周囲の音が聞こえないのも危ないので音楽を聴きながら滑りたいのだけれど、滑らないと言う方も多くおられます。
そこで今回は、音楽を聴きながら、かかってきた電話にもすぐに出る事ができるゴーグル「LinkLens」をご紹介致します。
ゴーグルとしての特性
ではまず最初にゴーグルですので、ゴーグルとしての特性を見て行きますが、この「LinkLens」の特徴は大きな大きな球面レンズ(184.8mm * 73.2 mm)を備えており、水平170°、垂直90°と言う非常に幅広い視野角を持っている事が挙げられます。
少し前のゴーグルですとほぼ真横はゴーグルのフレームに邪魔をされて目線移動だけでは確認できず頭を確認したい方向に向けなければいけませんでしたが、見えている景色が歪んで見えたりする事のない非常に優れた球面レンズを採用し水平170°と言うほぼ視界と同じ視野角を持たせる事で裸眼で見ているのと変わらない景色を見る事ができますので、非常に安全です。
またレンズはマグネット式の脱着構造になっており、レンズはVLT(可視光線透過率)14.7%の晴天の日に使うシルバーレンズ、ちょっと曇っている様な状況で使うVLT26.9%のブルーレンズ、天候の悪い日に使うVLT47.9%のピンクレンズ、夜間滑走用のVLT77%のナイトビジョンレンズの4つのレンズがラインナップされており、アンチフォグ加工や紫外線カット加工が施されているのは言うまでもありません。
またこの「LinkLens」はゴーグル内空間が非常に広く作られており、メガネを着用したままゴーグルをかける事ができますので、ウインタースポーツの時だけ気は進まないけれどコンタクトレンズにしていたと言う方もそのままメガネで滑る事ができますので、メガネ派の方にとってはちょっと嬉しい機能ですよね。
Bluetoothスピーカー搭載
次にこの「LinkLens」の特徴としてゴーグルに何とBluetoothスピーカーが内蔵されています。
そしてスピーカーはゴーグルのベルトのコネクタ部分に耳の方向に向かってスピーカーの音が再生される様にサウンドホールが開けられいる事からこの「LinkLens」においてはオープンエアーと言う様な呼び方をしています。
また耳を塞がない事で周囲の音を敏感に聞き取れると言う事にも繋がりますので、結果的に事故の抑制にも繋がると言う訳です。
また安全性を高めると言う点においては、左右のスピーカーから音を再生する事もできますが、片耳(右側だけ、左側だけ)だけの再生も出来る様になっていますので、片方では音楽を聴きながら、もう片方では周囲の音に耳を傾けると言った使い分けも出来る様になっています。
更に音楽を聴くだけでなくもちろん通話もでき、操作用のボタンはゴーグルの上部に配置されており、手袋の上からでも簡単にボタン操作ができる様になっている他、ゴーグル上下にマイクを配置し、滑走中の通話の風切り音などもノイズキャンセリング機能によって軽減させ相手とクリアな通話ができる様になっています。
バイブレーションモーターとLEDインジケータ
ただ滑走中はどうしても風切り音で着信音に気付かないと言う様な場合もあります。
そこでこの「LinkLens」ではスマートフォンと同じ様に左目の側に着信時に点灯するLED、そしてこめかみ部分にバイブレーションモーターを内蔵し、振動でも着信を伝える様になっており、これだけのアプローチがあれば流石に着信をスルーする事はないでしょうと言う仕様になっています。
また動作可能温度はさすがゴーグルですので−20℃〜60℃と幅広く、バッテリーの連続使用時間も音楽試聴21時間、通話23時間とスマートフォンのバッテリーよりもよく持つ様に設計されていますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ryidar/linklens-professional-snow-goggles-with-audio-experience
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