最近、キャンプブームを反映してか100円均一ショップなどでも見かける様になったアルコールバーナーですが、アルコールバーナーのメリットは扱い易くどの様な環境でも安易に火がつく事と、ガスバーナーの様に大きく重いガスボンベを持ち歩かなくて済む事です。
しかもガスバーナーはアウトドア用品を販売しているショップやアウトドア用品を販売しているホームセンター等に行かないと購入できませんが、燃料用アルコールなら近所のドラッグストアでも購入できると言う入手のし易さもあります。
ただ一方で扱いやすさとは裏腹に、ガスバーナーと比較すると火力は弱く、アルコールバーナーによっては火加減の調整ができないものもあり、火力調整が必要な料理であったり、素早く湯を沸かすと言った場合には向いていません。
そこで今回は、アルコールバーナーの弱点であった火力、そして火加減、そして燃費までも大幅に改善したアルコールバーナー「OrCamp Stove」をご紹介致します。
ワンタッチ点火で火力調整ok
今回紹介するアルコールバーナー「OrCamp Stove」は、たいていのアルコールバーナーは大きな火口が1つで、中には中央の大きな火口を囲む形で小さな火口が周囲を覆っていたりしますが、この「OrCamp Stove」では2つの火口があり、1つの火口を使って調理する事もできますし2つの火口両方に点火して使う事もできるため、火口を1つ点火するか2つ点火するかによって2段階ですが火力の調整を行う事ができます。
また「OrCamp Stove」にはスパーク回路が内蔵されており、ボタン1つでそれぞれの火口に点火できるのもポイントで、マッチやライターを使っていきなり燃え上がる炎に怖がる必要はありません。
そして消火に関しても普通のアルコールバーナーは立ち上っている炎に蓋をしなくてはいけませんが、この「OrCamp Stove」ではボタン1つでガスコンロと同じ様に消火する事ができますので扱いは非常に簡単です。
エタノール 95を燃料として利用
次にこの「OrCamp Stove」は燃料として一般的なアルコールバーナーが使う燃料用アルコールではなく、もっと手に入りやすいエタノールを燃料として使用する事ができます。
とは言っても純度95%のエタノールで添加物の入っていないものが基本なのでどれでも良いと言う訳ではありませんが、今では安価にスーパーでも手に入る手指消毒用アルコールを燃料として使えると言うのは画期的です。
更に燃料用アルコールは毒性がありますが、手指消毒用アルコールでしたら手に付着しても手指の消毒に使っていたものですから安心です。
ただそのままエタノール 95を燃焼させても熱量はとっても低いので、この「OrCamp Stove」では、パンチングホールを超音波によって振動させ5μmと言うとても小さな穴からエタノールを揮発させ空気との混合を良くする事で燃焼効率を上げ、従来のアルコールバーナーの3倍もの熱量を出す事が出来る様になっています。
更に燃焼効率が上がった事で消費燃料が減り、何とこの「OrCamp Stove」のタンクにいっぱいエタノールを入れておけば最大7時間も連続使用する事ができます。
手指消毒や部屋の消毒にも
そしてこの「OrCamp Stove」で使っているアルコールは元々、手指消毒用アルコールと言う事でアルコールバーナーとして使用していない時は噴霧させる事で手指の消毒や部屋の除菌にも使えますし、細かい霧状にして噴霧したアルコールはすぐに気化してしまうので発火すると言った事もありませんし、この「OrCamp Stove」も点火用の火花を出したりと言った事はないので安心して日常的に消毒に使えますので、もし興味を持たれた方は、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
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