昔であれば防犯カメラを自宅に取り付けるなんて言うのは、工事も大変ですし、費用もそれなりにかかりますので、自宅の防犯に対して余程心配を持っておられる方や、ご自宅に相当な額の財産を持っておられる様な方が取り付けると言った印象の強いものでしたが、現在ではWiFiで接続できるだけでなく昼間はソーラーパネルで充電して電源を引く必要がなかったりするIPカメラもありますので、誰もが自宅の防犯対策としてカメラを設置できる様な時代になっています。
ただ全てのエリアをカバーしようとすると相当な数のカメラが必要で、本格的に設置するとそれなりの費用がかかってしまいますが、今回紹介するIPカメラ「Audube」であればカメラの周囲360°をカバーしますのでこれ1台で死角を無くす事ができます。
ダブルカメラで360°死角なし
今回紹介するIPカメラ「Audube」は、犬型ロボットの”SPOT”にもよく似たロボットを乗せた防犯カメラで、ベースの部分と、犬型ロボットの双方に同等性能のカメラを搭載しており2台のカメラで同時に撮影できるだけでなく、上の乗っている犬型ロボットぽい監視カメラの方は360°回旋できる様になっているのが大きなポイントです。
つまり上に乗っている犬型のクルクルと360°回転する方のカメラは、360°どの方向でも監視する事ができますし、モーショントラッキング機能も搭載していますので、部屋に侵入して来た侵入者の姿を見失う様な事はなく部屋の中で何をしていたのか全て記録します。
ただカメラが違う方向を向いていたとしたらどうでしょう?カメラの死角に入った侵入者を追う事も撮影する事も出来ませんが、そこで重要なのがもう1台のベースユニットの方に搭載されているカメラの方で、ベースユニットに搭載されている方のカメラは動かす事はできませんが、ベースユニットの方のカメラと犬型カメラで、死角ができない様にそれぞれ違った向きにカメラを向ける事でより広範囲をカバーする事ができますし、死角なく部屋を監視する事が可能です。
また「Audube」にはバッテリーが内蔵されており、もし停電になったとしても内蔵バッテリーで監視を続ける事ができます。
フルカラーナイトビジョン
次に一般的なIPカメラは周囲が暗くなって来て撮影に十分な明かりがなくなると赤外線を照射し、被写体に当たって跳ね返って来た赤外線を撮影すると言う暗視モードになります。
ただこの暗視モードは非常に画質が荒くなるため、例えば自宅内に侵入者があった場合、ハッキリと侵入者の映像を撮影できるのかと言うと、かなり難しいものがあります。
そのため、この「Audube」では非常に明るいLEDライトと低照度でも撮影可能なCCDを搭載する事で夜間、真っ暗な状態でもハッキリとカラーで撮影できる様になっています。
更に2つのカメラで撮影された映像は別々にではなく、同じ画面で撮影出来る様になっているのも便利なポイントです。
5Gでサクサクと高画質で閲覧
そしてWiFi接続出来るIPカメラは基本的には2.4GHzでの接続なのが基本です。
ただ2.4Ghz帯は5GHz帯と比較して長距離通信が可能なため、防犯カメラと言う製品の性質上、屋外の電波状況の悪い場所に設置する場合もありますので2.4Gでの通信になるのですが、高速に通信出来るのは5GHzで、より高画質な映像を映像を閲覧できる様にするのであれば5GHzでのWiFi通信をサポートする必要があり、この「Audube」では5GHzでの通信が可能となっています。
更に5GHz通信をサポートし高速通信が可能となった事で、家族2〜3人が一度にカメラにアクセスして保存された映像を見たとしても誰一人途中で動画止まったりする様な事もなくシームレスに動画のチェックも行える様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/1531040069/audube-the-most-intelligent-monitor
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