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積層ピッチ25-50umな光造形3Dプリンター「LittleRP」

Kickstarterに久々に光造形3Dプリンターのキャンペーンが登場した。

光造形はフィラメントを温めて射出する3Dプリンターに比べて、レジンと言う樹脂に紫外線を当てて硬化させるので
サポート材がいらない分、材料の無駄がない。またフィラメント射出型の3Dプリンターはヘッドの性能も重要だ。
ヘッドの温度管理をいかに緻密にできるかによって、造形物の表面の造形ムラに影響が出て来る。温度ムラが大きい
ヘッドだと積み上げられたフィラメントのムラが地層の様になって、後でヤスリで磨いたりと言った作業が必要だが、
光造形はそう言う事がない。しかも積層ピッチが1桁くらいフィラメントタイプの射出型に比べて細かいので、素晴らしく
表面が綺麗な造形ができる

ただ難点は、造形できるサイズが小さい。大きくもできるのだが、レーザーの制御が大変になって来るので
それに伴い制御用のスティッピングモーターやモータードライバ-も値段が上がって来るので、造成サイズ
と価格が比例して上がって来る

この光造形プリンタも「60x40x100mm」と「72x40x100mm」の2種類が造形サイズによって用意されている。
60×40mmだと小さいと思うかもしれないが、光造形は精密なミニチュアとかフィギュア、精密部品を作るのに
適しているので、これくらいのサイズで十分だ

値段も$500以下の設定なので興味あれば下記URLへ飛んで見て欲しい
https://www.kickstarter.com/projects/362246155/littlerp-affordable-flexible-open-3d-resin-printer

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