AirPods Pro等に組み込まれているアクティブノイズキャンセラーと言う周囲の雑音、ノイズを除去する技術は、ノイズの音とは180°逆の位相の音を作り出して発生させる事でノイズを軽減する技術です。
この原理をとても簡単に説明すると重りのぶら下がったバネを想像してみて下さい。そして重りを引っ張って離すとバネの弾性で重りは上下移動を繰り返しながら次第にその上下の幅が小さくなって行き、最後には重りの上下は止まります。
そしてその時に重りを早く静止させてやろうと思えば、バネにぶら下がっている重りの空中での位置を基準点にして、重りが下がる時にバネを引き上げ、逆に重りが上がる時にはバネを下げてやれば見た目的に重りは静止している様に見えます。
つまり音波でも同じ様にノイズの音の周波数と音の大きさとは全く逆の音を作り出してやれば原理的には音は消えるはずで、実際にアクティブノイズキャンセラーを使うとゼロではありませんがほぼほぼノイズは聞こえなくなるのです。
そんなアクティブノイズキャンセル技術を取り入れたスピーカーユニット「SleepMe」を今回はご紹介致します。
バッテリー内臓でどこに置いても使える
このスピーカー「SleepMe」の使い方は2つです。1つは周囲のノイズを消したいと思っている方が自分の真正面か真後ろに置き、使用する方の方へ飛んで来る音をこの「SleepMe」が拾い、そして音を分析して聞こえて来るノイズに対して逆相の音を発生させる事で周囲のノイズをかき消します。
そこで使い易くする為にこの「SleepMe」ではワイヤレスで使える様にバッテリーを内臓しており、どう言った場所でも使える様になっています。
シングルモード
では実際に「SleepMe」はどの様な場面で使えるのかと言いますと、この「SleepMe」では360°あらゆる方向からやって来る音全てに対してノイズキャンセリングを行えるのではなく、スピーカーに対して前後方向のみからやって来る音だけを拾ってノイズキャンセリングを行いますので基本的には室内で使います。
その実例としてはリビングでテレビを見ている家族の横で本を読んだり、勉強をしたり、仕事をしたりする様な状況下で自分に「SleepMe」でを向けておくと、自分だけがテレビの音から守られ静かな空間で読書をしたり、仕事や勉強を行ったりできます。
と言う自分一人で使うモードをこの「SleepMe」ではシングルモードと呼んでいます。
デュアルモード
次にデュアルモードと言って、寝室などお互いが静かに寝たいと言う時に使うモードがあります。
このモードでは、一緒に寝ているベッドや布団の枕元に「SleepMe」を置いておく事でどちらかがイビキをかく、ないしお互いがイビキをかいた時にイビキを打ち消す音をイビキをかいている人の方へ向けて発生させる事で、いつもなら相手のイビキで目が醒めてしまう事が多くその後なかなか寝れずにお互いが気まずくなる様な事があったとしても、今後はそうならずに一緒に朝までグッスリと休む事ができます。
また外から聞こえて来る車の走行音や子ども達のはしゃぐ声をかき消してくれますので、遅くまでゆっくりと寝むる事ができます。
ASMRモード
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)とは日本語に直訳すると自律感覚絶頂反応と訳す事ができます。
これはどう言う状態かと簡単に説明すると人が心地よいと感じる刺激を聴覚や視覚を通して受けている状態で、そう言う音を専用アプリを利用して発生させる事ができ、例えば好きな楽曲を聴きながらより集中力を高めたいと言った様な場合に有用です。
またこの「SleepMe」はBluetoothスピーカーとしても利用できる様になっており、普段はスマートフォンで楽曲を再生して聴く為に利用すると言う事もできる様になっていますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/931291675/sleepme-sleep-quality-improver
これ欲しい!щ(゜▽゜щ)
線路近くに住んでますが、電車の通過音を消す事ができるのかな
効果を証明してコマーシャルする為に、これをUチューブ番組の虎ノ門ニュースで使ってもらえば良いと思いました。
毎週右つばさの方々が車で演説しながら走っていて番組が中断することも有る位にぎやかなので、本当に静かになればすごい宣伝になりますよ。普通に数十万人見ている番組ですから。
価格と購入の仕方を知りたいのですが。
アクティブノイズキャンセル・スピーカー「SleepMe」
日本の取り扱い代理店は無いのですか?