RaspberryPiも昨年はわずか$5で買えるZEROが出て大いに驚きましたが、RaspberryPiを使っていて不便に思う事は何でしょうか?
RaspberryPiをLinuxマシンとして使うには全く不便は感じません。ですが40ピンもあるI/Oポートを使ってセンサーやリレー等を使ってRaspberryPiで計測したり何かを制御したりしようと思って試作回路を作ろうと思うと困るのが、ピンの位置探しです。
RaspberryPiにはArduinoボードの様にピンヘッダ脇に親切にポート番号が打たれていません。ですからいちいち、ポート番号を配置図と見比べつつ端から順番に確認しながら接続しなければならず、更にオスのピンヘッダなので普通のオスーオスのジャンパー線は使えずにRaspberryPi専用にオスーメスのジャンパー線を用意するか、リボンケーブルのついたコネクタ・アダプターを使って40ピン全部引き出してブレッドボード上で引き出すしかありませんし、机の上も広げたRaspPiとブレッドボードでゴチャゴチャしてしまいます。
できればコンパクトにスッキリと試作回路も作りたいですよね。そんな試作回路の製作をコンパクトかつスッキリとサポートしてくれるRaspBerryPi40ピンボード専用のブレッドボード「RasPiO Pro Hat」です。
この「RasPiO Pro Hat」の特徴は何と言っても、RaspberryPiにい直挿しして使えると言うこと。そしてArduinoと同じ様にRaspberryPiには描かれていないピン番号や用途がプリントされている事です。
このシルク印刷があるのとないのとでは作業効率が遥かに違ってきます。シルク印刷がある事で一発でピンへの接続ができますし、ちょとした回路なら「RasPiO Pro Hat」上に貼られたブレッドボードで試作回路を作る事もできます。
更に「RasPiO Pro Hat」はよく考えられていて、電源(3.3Vが8ポート、5Vが2ポート)とGND(8ポート)を合わせて18ポートも設けられていますので、センサーを使うのに必要な電源も分岐する事なく直接、基板から取れるほぼ豊富に用意されています。
とにかく、ピンの取り出しにいちいち端から順番に数えてとか言う手間もありませんし、何よりシルク印刷のないRaspberryPiにおいて、よく使ってはいてもいざ1番ピンはどこか?毎回探してしまう事もなくなりますし、何より端から数えて行ってポートの取り出しをするので、ピンを数え間違いして隣のピンに接続して、プログラムが正常に動かなくて結局よくよく見ると、隣のピンに接続していたって事も防げます。
ちなみにこのブレドボード「RasPiO Pro Hat」の他にも40ピンのピンソケットに挿すピンの種別の書いた表示器や、40ピンのピン配置が描かれた定規などもオプションで用意されていますから、詳細は下記URLをご覧ください。
もうこれでピンの取り間違えはなくありますよ。
https://www.kickstarter.com/projects/raspitv/raspio-pro-hat-protect-position-raspberry-pi-ports
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