世の中にはテーブルの上や床の上に本や荷物が積み上がっていても何とも思わない人もいれば、テーブルの上は常に何も置かずフラットに、そして床の上には家具とゴミ箱、そして観葉植物の鉢以外は絶対に置かないと言う整理整頓の完璧派な人の2種類に分かれます。
そう言う方にとってとても便利なスマートフォンの平置きのワイヤレス充電器はとても厄介な存在です。
ケーブルを接続して充電していた頃ならスマートフォンをどこかに立てておけばスマートフォンの厚みの分だけしか場所を取られませんが、ワイヤレス充電は充電器にピッタリと乗せておかなければ充電効率が悪くなるだけでなく、少し離しただけで充電されなくなりますのでずっとテーブルやカウンターの上に出して置いておかなければなりません。
しかもそれがワーキングデスクだとするとそのワイヤレス充電器の分だけ作業スペースが減ってしまいます。
ただそうだからと言ってケーブルでの充電スタイルに戻るのも、置くだけで充電の快適さを覚えたらなかなか元には戻れません。
そこで、テーブルやキッチンをそのままワイヤレス充電台に変身させるQiワイヤレス充電器「Archon」をご紹介致します。
ただこのジャンルの製品はこの「Archon」が初めてではありません。Qiワイヤレス充電規格は2010年に策定され、2012年〜2013年頃には、大手電機メーカー等からも充電式電池のワイヤレス充電アダプタなどが発売されており、その後Qiワイヤレス充電器を内蔵した家具が家具メーカーから発表になったり、テーブルやカウンターに穴を開けて埋め込むタイプのワイヤレス充電器なども発表になっていたりもします。
ですがこの「Archon」が決定的に違うのはテーブルやキッチンカウンター等の裏に貼り付けるだけでスマートフォンやQiワイヤレス充電に対応したデバイスを充電できる様にできる事です。
しかもこの「Archon」にはどの様な素材にでも貼り付き、そして剥がしてまた再度貼れるナノサクションパットと言う吸盤でテーブルの裏に貼り付けられる様になっており、テーブルの上のレイアウトを変えた時の移動も楽にできると言う点です。
またテーブルの厚みがあっても最大10Wで充電する事ができるだけの強力な磁場を発生させますので、近くに磁気ストライプの入ったクレジットカードを置いたりするのは避けておいた方が賢明ですが、フラットな何も置いていないテーブルの上やカウンターの上にスマートフォンを置くだけで充電が開始されると言うのは何とも快適です。
なおこの「Archon」は机やテーブルの厚みが25mm以下のものと35mm以下のものとで2タイプが用意されています。これは発生させる磁場の強度によって強力な送電用のコイルが必要なので35mmタイプの方は25mmタイプのものより高価になっています。
また天板の中に金属板が入っている場合、鉱物の混じった石のテーブルなどは磁気を遮蔽したり乱したりしますので、テーブルの下にこの「Archon」を貼り付けてワイヤレス充電すると言うのは無理ですが、一般的な木やガラスと言ったテーブルでしたら問題なく使えますので、こう言った素材のテーブルやカウンターの上に置くだけで充電できる様にしてみたいと思っておられる方は下記URLにて詳細はご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/archoncharging/archon-the-invisible-wireless-charger
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2020年5月に本記事にたどり着いて読みました。
Kickstarterの該当ページでバッカーのコメントみてきましたが、相当ひどい商品だったようですね…。2020年5月現在も届いていない、なんのレスもない、届いている人も充電されない、と、かなり悲惨なことになっている模様…。