空気入れを使わずとも一瞬で膨らむエアソファーや、ビーチチェアーの様なものが2,3年前に登場してとても流行りました。
何せ空気入れを使って何十分もかけて苦労して空気を入れなくても、空気の取り入れ口を手に持ち風が吹いていなければ口を両手で大きく広げて走るだけで空気を一瞬で溜め込んで膨らませる事ができると言う画期的なものでした。
原理としてはシッポの部分を縛った”鯉のぼり”の口の部分を持って走ったら空気が入ってパンパンに膨らんで、エアクッションになると言う様な感じでしょうか。
それを空気入れとして応用したのが今回紹介する「FLUXBAG」で、既に市販化されているのですが、今回アダプターが増えて殆どのモノが膨らませる事ができる様になりました。
1回吹くだけで100Lもの空気が!!
ではこの「FLUXBAG」は一体どの様に使用するのでしょうか?
まず膨らませるモノにこの「FLUXBAG」を繋げる前に「FLUXBAG」に空気を一杯溜め込まなくてはいけないのですが、そのため込み方が超簡単なのです。
まずは「FLUXBAG」を立った状態で広げ、両手で「FLUXBAG」の口を持って広げます。そして広げた口にフッと息を吹き込むとアッと言う間に「FLUXBAG」が膨らみますので、口の部分を折り返して空気が抜けない様にベルトで口を固定します。
どうですか?とても簡単でしょ。では何故、息をちょっと吹き込むだけでこの「FLUXBAG」は膨らむのか?
それはペシャンコ状態の「FLUXBAG」の中に息を吹き込む事で「FLUXBAG」は広がろうとしますが、広がると同時に空気を自ら吸い込むのです。そして自ら空気を吸い込んで膨らんだあら後は惰性でどんどん空気を吸い込みながら膨らんで行くと言うわけです。
これは気圧差を利用したもので、みなさんもゴミ袋(静電気で引っ付いているものはNGです)で試してみてもらえば、不思議な事に膨らむのがよく分かります。
100Lの空気を一気に
そして浮き輪やボート、プールなどそれぞれ膨らませるものに合ったアタッチメントを「FLUXBAG」に取り付け、膨らませるものに接続したら後は一気に体重をかけて空気を「FLUXBAG」の中から膨らませるモノへと送り込むだけです。
もし1回で完全に膨らまない時は、多少面倒ですが一度栓をして再度空気をまた「FLUXBAG」に溜め込んで一気に押し込みます。
あたらに加わった3種のアタッチメント
そして新たに加わったアタッチメントは、空気の取り入れ口、栓の部分の口径が直径11.5mmと17.5mmの2段階に変えられるタイプのもの、21と23mmで変えられるタイプのもの、11.5と17.5mmで変えられるタイプのものです。
これからはボートやプールなど比較的空気をたくさん入れなければならないタイプのものに採用されている栓のタイプです。
そしてこの3つが加わった事で、この「FLUXBAG」で膨らませることができないものはないと言って良いので、もし毎年空気入れでヒーヒー言われているお父さん、興味を持たれたら下記URLをご覧になってみてください。
https://www.kickstarter.com/projects/jens-plus/fluxbag-new-generation-inflate-items-with-just-one
この記事へのコメントはありません。