みなさんは振動スピーカーと言うジャンルのスピーカーはご存じでしょうか?
振動スピーカーは骨伝導イヤホン等と同じで、音の信号を振動に変え、自ら音を出すのではなく振動スピーカーが接触しているものをスピーカーにしてしまうスピーカーで、その対象は振動が伝わる硬いものであれば何でも良く、木製のテーブルでも食器棚のガラスの扉でも、車のボンネットでも空き缶でもダンボール箱でも紙コップの様なものでも何でも構いません。
そんな何でもスピーカーにしてしまう振動スピーカーに何故かマイクを内蔵してしまったワイヤレスBluetooth振動スピーカー「HUMBIRD SPEAKER」を今回はご紹介させて頂きます。
貼り付く振動スピーカー
まずこの振動スピーカー「HUMBIRD SPEAKER」の一番の特徴は、振動するスピーカー面に小さな目に見えない吸盤が敷き詰められていてどこにでも貼り付くナノサクションパットが貼り付けられている事です。
その為にこの「HUMBIRD SPEAKER」は鏡の様な壁面にも取り付ける事ができますし、この「HUMBIRD SPEAKER」を貼り付ける部分が凸凹としておらずフラットな場所であれば例えばヘルメットの様なものもスピーカーに変えてしまう事ができますので、自転車に乗り走行中にイヤホンをして楽曲を楽しむのは違法ですが、この「HUMBIRD SPEAKER」なら耳を塞がずに楽曲を楽しむ事ができますのでとても安全に自転車に乗る事もできます。
マイク内蔵でハンズリー通話も可能
そして「HUMBIRD SPEAKER」は振動スピーカーにあってマイクを内蔵した初のスピーカーであり、骨伝導イヤホンと同じ様に顔に押し当てる事で骨伝導イヤホンの様に雑踏の中でもクリアに通話相手の声を聞き取る事ができ、また内蔵マイクで話す事ができる様にもなっています。
ただこう言う使い方をするとナノサクションパットを使用後に洗わないと顔の脂が付着して粘着力が落ちますので、こう言う使い方を頻繁にされる方は少ないと思いますが、どうしても相手の声がスマートフォンのスピーカーとマイクで話していると聞き取れないと言う時には便利です。
2台あればTWS
更にこの「HUMBIRD SPEAKER」は通信規格としてBluetooth5を採用しているだけでなくTWS(True Wireless Stereo)再生にも対応しています。
これは普通は音楽プレイヤーやスマートフォンとBluetoothスピーカーやイヤホンは1対1でしか接続されませんが、TWSにスマートフォンも対応していると左右のスピーカーやイヤホンがそれぞれスマートフォンや音楽プレイヤーと接続され、左右のスピーカーにそれぞれ左右の音データを伝え、新のステレオ再生を実現する技術なのです。
ですからこの「HUMBIRD SPEAKER」を2台用意すれば(振動スピーカーなのでそこまで期待してもいけないかもしれませんが)より臨場感溢れるサウンドを楽しむ!?事ができるのです。
またこの「HUMBIRD SPEAKER」は充電規格としてUSB-Cを採用しており、フル充電に必要な時間はたったの30分、15分もあれば80%まで充電する事ができますので、その他詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/2056323172/humbird-speaker-the-smallest-bone-conduction-speaker
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