もし貴方が、Arduinoマイコンでプログラミングを行ったことがあるなら!!
もしArduinoプログラミングに興味があるなら!!
自分で作った人工衛星を宇宙へ飛ばす事ができるチャンスがあります!!
そんな夢の様なチャンスを掴む事のできる「AmbaSat-1」を今回はご紹介致します。
35mm四方の人工衛星
まずこの「AmbaSat-1」は35mm四方の小さな基板にはATMega328Pがマウントされており(実際には全ての部品は自分で半田付けします)、ブラウザベースのオリジナルのプログラミングエディタを利用してプログラミングを行うArduinoボードです。
基板上にはCPUのATMega328P以外には9軸センサー(加速度、ジャイロ、地磁気)とLoRa通信モジュールがマウントされており、この他に予め用意されているセンサー(温湿度センサー、UVセンサー、ガスセンサー、照度センサー、BME680環境センサー(ガス、気圧、温度、湿度))から選んだ1種類のセンサーを乗せ、更に宇宙空間での電源確保に必要不可欠なソーラーパネルモジュールをハンダして「AmbaSat-1」と言う自分オリジナルの人工衛星を作り上げます。
もし貴方が、宇宙空間でこう言うセンサーを使って計測してみたいと言うセンサーがあればI2Cで接続可能なセンサーであれば、それを使用してオリジナルの人工衛星を作る事が可能です。
特別な通信装置は不要で宇宙観測
そして宇宙空間に打ち上げられた貴方の「AmbaSat-1」から送られて来るデータは世界中に張り巡らされたLoRaネットワークで受信され専用のサーバーに送られますので、貴方は自宅のPCやタブレット、そしてスマートフォンから自分のアカウントにログオンする事で、実際に宇宙空間で動いているあなたの人工衛星「AmbaSat-1」のデータをリアルタイムで見る事が可能です。
寿命は約3ヶ月
この「AmbaSat-1」はCubeSatと言う「AmbaSat-1」を200枚収納できる射出機に乗せて相乗りで打ち上げられます。
だから安価に個人で人工衛星を打ち上げられるのですが、打ち上げられるのは低軌道なので、地球を周回している間に段々と地球の重力に引っ張られて落下して行き、約3ヶ月後には大気圏に突入して燃え尽きてしまいますので、いつまでも打ち上げ続けられる訳ではありませんし、裸の基板をそのまま宇宙空間に放出しますので、宇宙線によってCPUやセンサーや通信モジュールが壊されてしまうかもしれず寿命が3ヶ月以下になる事も考えられますので、いつかは通信が途絶えると言う覚悟は必要です。
それでも地球の周りを自分で作った人工衛星が周回していて、そこで得られたデータを見る事ができるなんて、何ともロマンが溢れ魅力的ですよね。そんなロマンを追い求めてみたいと思われる方は下記URLを是非ご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/ambasat/ambasat-1-an-educational-space-satellite-kit
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