最近はプログラミング開発もブラウザベースで行えるボードが色々と出て来ています。mbedであったりArduinoもブラウザベースでの開発環境が提供されており、OSへの依存度もなく、なおかつ開発環境のインストールすら必要なくなって来ていますが、今回紹介するボードはちょっと変わっていてJavaScript Engineを搭載しているのです。
最近はHTML5に押されてちょっと影が薄くなって来たJavaScriptですが、ブラウザベースでのプログラミングを行って来た人ならC++やC#よりもなじみ深いですし、ハードをやってみたいけど、新たにCを覚えるのもなぁ~と思っている方、このボードならJavaで書けますよ!!
開発環境もブラウザベースで、Java内蔵なのでコンパイル不要でプログラムをそのまま転送して実行できます。
既にかなり以前から開発が行われている様で、かなりのサンプルコードが下記サイトにアップロードされているので、サンプルを見ながらコーディングすれば、すぐに使い方を覚えられます
http://www.espruino.com/
さてこのボードのスペックですが(Kickstarterの説明から抜粋)
22 GPIO pins : 9 Analogs inputs, 21 PWM, 2 Serial, 3 SPI, 3 I2C
All GPIO is 5 volt tolerant (Arduino compatible)
2 rows of 8 pins, with 12 pins on double-sided end connector
On-board USB Type A connector
STM32F401 CPU – ARM Cortex M4, 256kb flash, 64kb RAM
On-board 3.3v 150mA voltage regulator, accepts voltages from 3.5v to 20v
On-board FET can be used to drive high-current outputs
となっていて、I/O関係は5Vでもいけます。
また開発環境はGUIベースのものも提供されており、Scratchライクにコマンドをドラッグ&ドロップでブロックの様に組んで行ってプログラミングする事もできるので、プログラミングを知らない子ども達でもプログラミング可能になっています。
Pledgedは下記Kickstarterページとなります。
https://www.kickstarter.com/projects/gfw/espruino-pico-javascript-on-a-usb-stick
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