追加追加でタコ足配線になっているだけでなく、足下やテーブルの上がUSB電源や充電ケーブルでグッチャグチャにはなっていませんか?
今ではちょっとした小型の家電製品の殆どはUSBやUSB-C充電になっています。例えば卓上に置く事ができる小型の扇風機や空気清浄機、LEDスタンド照明の様なものの殆どはUSB電源を電源としていますし、昔はACアダプタが付属していた様な家電製品もACアダプタではなくUSBケーブルとUSB電源が付属したいたりしますので、コンセントはUSB電源だらけです。
ですから中には大容量、多ポートのUSB電源を買って少ないコンセントを有効活用されている方もおられると思いますが、今回はスタック可能とする事で小スペースで多ポートのUSB電源ベースを作り上げる事のできる「HyperJuice Stackable GaN Charger」をご紹介致します。
3ポート65W電源
さてGaN(窒化ガリウム)半導体を使い超コンパクト(65W電源の大きさは72 x 36 x 30.5mm)な「HyperJuice Stackable GaN Charger」には65W電源と100W電源の2タイプが用意されており、まず最初に65W電源のスペックをご紹介します。
ポートは3ポートで、USB-C2ポートにUSB-A1ポートの組み合わせでUSB-CはPPS(Programmable Power Supply:USB PD(Power Deliver)3.0のオプションとして用意されている高速充電規格) 3.3~21V/3.23A, とUSB-C PD3.0 5/9/12/15V3A, 20V3.25Aの出力に対応しており最大65W出力が可能です。
一方USB-AはSCP(Smart Charge Protocol) 3.4~5VとQuick Charge 3.0, 5V/3A, 9V/2A, 12V/1.5A、そして充電規格としてはBC1.2, Apple 2.4A, AFC, FCP, SCP, QC2.0/3.0/4.0+, PD2.0/3.0と言った現在使用されている充電規格に対応していますので、どのポートを使い充電しても急速充電が可能です。
なお他のUSB電源もそうですが、合計出力が最大65WですのでUSB-Cを1ポートだけ使った場合は65Wでの出力が可能ですが、3ポート同時に使用すると詳細は明らかにされていませんが、C1:27W+C2:15W+A1:18Wと言う出力配分になる設定になっている事も有り得ますので、MacBook Proを充電されたりする方は要注意です。
4ポート100W電源
そして100W電源は大きさが85.4 x 45 x 30.5mm と65W電源と高さは揃えられていますが、縦横が若干大きくなっています。
そして出力ポートはUSB-Cが3ポートにUSB-Aが1ポートの組み合わせで、USB-Cに関しては20V/5A出力が可能となっている以外は65W電源と出力、対応充電規格とも同じです。
また4ポート合わせての合計出力が100Wですので、4ポート同時に使用した場合の電力配分に関しては明らかになっていないものの、C1:45W+C2:15W+C3:15W+A1:18Wと言う配分も考えられますので、MacBook ProにiPhone、iPad、AirPods、AppleWatch等を同時に充電される方は100W電源と65W電源の2つを組み合わせ100W電源でMacBook ProとiPhone、65W電源でiPad ProとAirPods、AppleWatchの充電と言った様な使い分けをした方がどのデバイスもストレスなく短時間で充電できます。
積み上げてポートを増設
そしてこの「HyperJuice Stackable GaN Charger」の目玉機能がスタック(積み上げる)できる事です。
「HyperJuice Stackable GaN Charger」のコンセントの最大出力は1500Wなので、100W電源ですと合計15個(日本のコンセントの出力は1つあたり最大1500W)積み上げられますし、15個積み上げるとUSB-Cが45ポートにUSB-Aが15ポートと、もうこうなると充電ステーションと言っても過言ではありません。
また65W電源ですと22個積み上げられますので、USB-C44ポートにUSB-Aが22ポートと言う計算になります。
また「HyperJuice Stackable GaN Charger」のコンセントは何も「HyperJuice Stackable GaN Charger」を積み上げる為にあるだけではありません。
普通に家電製品のコンセントを差して家電製品を使用する事ができますので、壁のコンセントを「HyperJuice Stackable GaN Charger」で塞いでしまっても分岐タップやテーブルタップで分岐する必要はありませんし、何よりタコ足配線で全部でどれくらいの消費電流があるか分からずついつい電力を使いすぎてブレーカーを落としてしまったり発熱してケーブルが焦げたりと言う様な危険も回避できますので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
なお発送先オプションは北米のみとなっており、日本は選ぶ事ができず輸入代行業者等を使う必要がありますのでご注意下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/hypershop/hyperjuice-stackable-gan-charger-65w-and-100w-usb-c
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