店舗における感染対策において、アルコール消毒や体温計測などは欠かせませんが、入店される方がこれら感染対策をしっかりしているかチェックするのは店舗側にとっては非常に負担です。
とは言っても日本では、アルコール消毒も体温チェックもきっちりとされる方が多く海外みたいに厳密にしなくてもある程度お客さん任せでも良い部分も多くありますが、それでも何かあった時の為にキッチリとやっているに越した事はありません。
そこで今回は、マシン側で自動的にアルコール消毒も体温チェックも両方行ってくれる「Igiene」をご紹介致します。
手をかざすと同時にアルコール散布と体温計測
今回紹介する「Igiene」の便利な所は手を装置にかざすとアルコール消毒と体温計測を同時に行ってくれる所です。
とは言っても今回紹介している「Igiene」以外にも体温計測機能を持ったアルコールディスペンサーはまだ数は少ないもののあるのですが、この「Igiene」が他の同ジャンルの製品と比較して優れているのは、体温によって体温が表示されるディスプレイ以外に手を照らすLED照明も体温によってセーフなら基本色はグリーン、アウトならレッドに分かり易く明示する所です。
そしてこのグリーン、レッドの表示は遠くから見ても発熱しているのかが一目で分かり易く、来店したお客さんが一人一人消毒をしているのか、検温は大丈夫なのかが遠目からでも確認する事ができますので非常に便利です。
スマホを使って設定変更
そしてこの「Igiene」には「Igiene」そのものがWiFiでインターネットに接続出来る機能を持っているだけでなく、スマートフォンに専用のアプリケーションをインストールする事で動作の変更を行う事ができます。
そしてまず、変更できるのはアルコールの吐出量で、10mL→15mL→20mLと3段階に設定変更ができ、例えば1回あたり10mLの吐出では量が少ないのか2回手をかざす方が多いと言った場合、20mLに変える事ができますし、ちょっと消毒用アルコールを節約するのであれば15mLに設定する事もできます。
また検温時に表示するカラーは基本はセーフであればグリーン、アウトならレッドですが、このカラーも変更する事ができ、イエローやブルーと言った色にも出来る他、体温が何度で警告色を表示するのかセーフにするのかと言った閾値も変更する事ができます。
マーケティングにデータを利用
そして「Igiene」はただアルコールを吐出したり体温を計測して表示するだけではありません。
どの時間帯にどれだけの人がこの「Igiene」を利用したのかと言った利用データを記録しており、曜日別、時間帯別の利用数を分析する事でマーケティングに役立てる事ができますし、また消毒用アルコールの使用量や残量などもリアルタイムで把握しています。
そして「Igiene」はアルコールタンクの容量で1.5L、4L、9Lの3つのバリエーションがあり、それぞれ筐体の大きさも違うのですが、例えば店舗が小さくて、「Igiene」の設置場所がなくて1.5Lタンクのものを使った場合、消毒用アルコールの減りは早くなるので、補給を今度は常に気にしなければいけなくなりますが、この「Igiene」でしたらアルコールが少なくなるとアラートを出して知らせてくれたりしますので便利です。
またWiFiで接続される事で、複数店舗を経営されている方ならアプリで全ての店舗に設置した「Igiene」の使用状態や消毒用アルコールの消費量なども全て把握でき、なくなる前に配送する様な体勢をとっておけば消毒用アルコールを切らせたりと言った事も防げますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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