寝付きが良い、寝付きが悪い、熟睡できる、熟睡できない方における違いは、もちろんその時のその方の心身の状態(不安やストレスがあったり)にも大きく左右されますが、環境的な要因も大きく、人類の歴史の上で人間は昼間は起きて活動し、夜は寝て過ごす様にDNAにプログラムされています。
そして夕日の様な赤い光を浴びる事でメラトニンと言う睡眠誘導物質が脳の中で分泌され、横になり体温が徐々に低下して行く事でメラトニンの量が増え、そして自然と眠りにつく様になっていますが、眠る事ができないと言う方はこの現代社会特有の様々な要因においてこのリズムが大きく阻害されているのは確かです。
そこで今回はそう言った環境による影響は排除する事は出来ませんが、脳波によって心身の状態を把握し、微弱な電気信号を与える事で心身をリラックスさせて熟睡へと導くヘッドバンド「Somnee」をご紹介致します。
睡眠を邪魔しないヘッドバンド型デバイス
今回紹介する「Somnee」は脳波を計測し、そして頭に微弱電流を流す事で脳波を整え熟睡へと誘導するデバイスになります。
よって脳波を計測する為の電極と、脳へ微弱電流を流すための電極を頭のどこかに取付なければいけませんし、しっかりと脳波を計測し、そして微弱電流を流せる様に頭に密着させる必要がある上に、寝ている間に寝返りをうったりなどした時に外れたりせず、なおかつ、寝返りを打った時にセンサー等々が枕との間に挟まり頭を圧迫する事で眠りを妨げない様にしなければ、熟睡、快眠は出来ません。
そう言った意味でこの「Somnee」はよく考えられており、まずバンドそのもは布とゴムを使い頭にしっかりと固定できる様になっているだけでなく頭の方向を変えた時に硬いものが頭と枕との間に挟まり疼痛を感じたりしない様によく考えられています。
またバッテリーや基板、EEGセンサーなどは額に当てる部分に集約する事で、おでこを枕に押しつけて完全に下を向いて寝る方であれば機械類が額に当たり疼痛を感じて寝る事が出来ませんが、一般的な方は呼吸し易い様に俯せになっても顔は横に向けて寝るでしょうから、そう言った意味でおでこのデバイス装置全てを集約しているので「Somnee」を身に着けて寝た時に痛くて眠る事が出来ないと言う様な事がない様によく考えられています。
更に頭に微弱電流を送る電極も額部分に来るセンサー部分に差し込む様になっており、頭の下敷きになり疼痛を感じない様によく考えられています。
睡眠そのものもコントロール
またこう言った、なかなか寝付く事ができない方が利用するガジェットの多くが、眠りにつくまでを基準にして作られており、寝てしまえば起きるまではあまり関与する事はなく、寝たけれどもすぐに目が醒めてしまうと言った様なシチュエーションには対応していないものが多いのですが、この「Somnee」では、朝目覚めるまでを対象としており、いつもよりも50%早く眠りに落ち、そしていつもより30分より長く睡眠が取れる様にと言うコンセプトに基づいて作られていますので、寝付きだけでなく、目覚めた時のスッキリ感、日中の眠気と言った様なものも改善させる事ができます。
アプリを使って睡眠を解析
またこう言ったデバイス特に脳波を利用して睡眠を改善させると言うデバイスはある一定の周波数の脳波パターンが出ていれば、こう言った周波数の微弱電流を流して反応を見て、電流周波数やパターンを変えて流すと言うのが基本的なパターンで、今回紹介している「Somnee」も似た様な処理をしている部分はあります。
ただ大きく他のデバイスと違うのは、スマホアプリによって睡眠パターンを収集分析し、睡眠パターンから生活や仕事の内容と言ったものを推測し、その日が仕事がある日なのか休日なのかと言った事もふまえてパターンを変えて刺激を当たる点で、よりクオリティーの高い睡眠へと導いてくれる点で、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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