パソコンでもゲームでもスマートフォンにおける最大の敵は熱です。
スマートフォンで画面上にたくさんの綺麗なグラフィックのキャラクターが登場したり、GPSの位置情報などを使ったゲームなどをプレイしているとスマートフォンが非常に熱くなり、ゲーム画面の動きがカクカクと動きが悪くなったりと言う事が起こりますが、これは発熱による影響で冷やしてやればまた元の様に何事もなかったかの様に動く様になりますが、最悪なのは熱暴走と言って完全に操作できなくなってしまう状態で、こうなると冷えるのを待つしかなく、冷えても完全にフリーズしてしまっていて操作を一切受け付けなければ、電源を落とすかリセットするしかありません。
そうなるとそれまでに折角プレイしたデータと言うのは失われてしまうと言う最悪の結末を迎えます。
そこで今回は、PlayStation5でゲームをプレイ中に、そう言った熱暴走でプレイデータを失わない為のPS5専用冷却クーラー「SCRY Artic PS5 Cooler」をご紹介致します。
6ファンでー5℃の効果
PS5用冷却クーラーは主にPS5の前面のフィンの部分にダイレクトに引っかけて固定して使用するタイプのクーラーと、PS5のシェルごと交換するタイプの2つのタイプに分かれており、当然後者のシェル交換するタイプの方がシェルの外側に大型のファンをいくつも搭載したタイプもあり、こう言ったタイプの冷却ファンの方が冷却効率は高いのですが、PS5をバラしてケースを入替えないといけませんので誰にでも出来るものではありません。
一方で前面のフィンに引っかけるタイプの方の冷却ファンは誰もが簡単に取り付ける事ができ、そこそこの冷却効果を出す事ができます。
そして今回紹介するPS5用冷却ファン「SCRY Artic PS5 Cooler」は、前者のPS5の前面のフィンに引っかけるタイプになるのですが、既に市販されている同ジャンルの製品は丈夫に3つの大型ファンを搭載しているものしかなく、上半分の排熱ファンが内蔵されている部分排熱は改善されますが、肝心のCPUが搭載されているメイン基板下半分の冷却効果にはさほど効果がある様に思えません。
一方でこの「SCRY Artic PS5 Cooler」はUSBポートやLANポートがある横のフィンの部分にも小型の排気ファンを3つ内蔵しており、合計6つのファンでPS5内部の熱を外部へと排気する構造になっていますので、何も取付ない場合と比較して−7〜8℃前後の冷却効果をもたらします。
USBからの直接給電
そしてこのタイプのPS5用の冷却クーラーは、この「SCRY Artic PS5 Cooler」も含めてPS5前面のUSB端子から直接、電気をもらう様に設計になっており、電源配線が不要で冷却出来る様になっています。
更にPS5の設定で”USBポートに電源供給”の設定の所で”常に”を選択しておけば、PS5を使っていない時でもPS5には電気が常に流れ電源ユニットなどでは発熱しているため、ファンを常時回しっぱなしにする事で電源ユニットを冷却する事ができ、PS5故障をより減らす事ができます。
動作音は45dB前後とかなり静音
そしてこの冷却ファンの動作音はファンから50cmの位置ですと45dB、1m離れると42dBと、騒音レベルで言えば市内にある図書館で耳にするレベルの足音や本をめくる音、程度のノイズしか聞こえませんので、常時回して冷却していたとしても昼間は全く気にならないレベルのベアリング入りのファンが採用されていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/scryusa/scry-artic-the-worlds-most-advanced-playstation5-cooler
この記事へのコメントはありません。