サラウンドシステムってご存知ですか?スピーカーをいくつも組み合わせて臨場感溢れる映画館の様なサウンドを再生できる音響システムなのですが、それを自宅に構築する為には6個だとか10個と言ったスピーカーを置くスペースが必要です。しかも位置が決まっていますから、よほどスペースに余裕がある部屋にしか設置する事はできません。
ですが日本の住宅事情からそんないくつものスピーカーを例えばリビングに設置するなんてできませんよね。スピーカーからの線が掃除の邪魔にもなりますし、スピーカーそのものも場所を取りますからハッキリ言って音響に興味のない人にとっては邪魔です。
そんな場所で活躍するスピーカーがこの「Luna」です。「Luna」は手のひらサイズのワイヤレススピーカーなので設置も撤去も用意です。使いたい時に設置するだけで一瞬でサラウンドシステムを構築する事ができるのです。
この「Luna」の特徴は最大32台まで「Luna」を同期させて鳴らす事ができます。そして「Luna」1つ1つに役割、ポジションを与える事で例えばステレオスピーカーの様に使えたり、6chサラウンドシステムを構成したりと言った事ができるのです。ですからその時の状況に応じて、音楽を聴く時は2台の「Luna」を左右に置いてステレオで聴いて、映画を見る時は前に4台、後ろに2台置いて6chサラウンドシステムを構成すると言った使い分けをする事ができます。
しかも「Luna」はバッテリー内蔵で1回のフル充電で8時間の連続再生ができしかもワイヤレスなので電源ケーブルや接続ケーブルに縛られる事なく好きな位置への設置が可能です。
更に「Luna」はWiFiを搭載しておりAirPlay,DLNA,OTAをサポートしていますから、iPhoneやiPad、Mac,Android端末やWindows10を搭載したPCから簡単に接続して鳴らす事ができます。
またBluetoothも一緒に搭載していますので、例えば外でWiFi環境がない様な場合はダイレクトにBluetoothで接続して再生すると言った使い方もできます。
こんな使いやすい「Luna」ですが、使いやすいだけではなくハード面でもかなり音にこだわりがあります。
それは通常、こう言うタイプのポータブルスピーカーの場合、メインスピーカー1つしか内蔵していませんが、この「Luna」はちょっと変わっていて、10Wの2インチメインスピーカーの全面に10W1インチのツイーターを装備しています。つまりスピーカーを縦に2つ重ねてダブルスピーカーにしているのです。
これによりメインスピーカーではカバーしきれない高音域をツイーターでカバーする事で、小さいながら幅広い再生周波数を持っています。
そして再生できる変調方式はGFSK、8DPSK、π/4DQPSK、そしてサポートしているプロトコルもHFP1.5、A2DP1.3、AVRCP1.5、SPPと、音楽を再生するデバイスが古くても新しくても、そのデバイスに合った最高音質で再生できる様に幅広い変調方式とプロトコルをサポートしていますから、残念ながら端末が古すぎてこのスピーカーでは再生できません、と言った事がなくなりますから、古い使っていない端末を再利用で音楽プレイヤー専用として使うと言った事もできます。
また先にも述べた様に最高で32台までの「Luna」を同時シンクロさせて再生する事ができます。その設定はスマートフォンにインストールした専用アプリで簡単に設定する事ができ、プルダウンメニューから一発でこのスピーカーは右フロント、これはウーファーと言った設定がとても簡単にでき、また再生ボリュームもスライダーで調整可能なので、本当にホームシアターと同じ様に使用する事ができますし、離れたリビングからキッチンのスピーカーだけを鳴らすと言った様な使い方もできます。
もしサラウンドシステムを組みたいのだけれどスピーカーの設置位置の制約があったり設置場所がなかったりする方はこの「Luna」を使ってシステムを組んでみるのもいいかもしれませんよ。
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