ちょうど1年前にKickstarterでPledgedしたカナル型のBluetoothヘッドフォン「PUGZ」が届いたのでアンボックスしてみました。
https://www.kickstarter.com/projects/pugz/pugz-worlds-smallest-wireless-earbuds-you-charge-w
この「PUGZ」は再生周波数16Hz~24kHzで1度の充電時間で4.5時間連続再生でき、Bluetooth4.1採用でApt-Xコーディックプロファイルに対応しているなど、1年前としてはかなり先端的なスペックを持った(今ではこれくらいのスペックを持っているのは普通です)ヘッドフォンで、一番の特徴は何と言ってもスマートフォンから充電できると言うのがこの「PUGZ」にPledgedした最大の理由です。モバイルバッテリーを常に所持していればいつでも充電できると言うものですが、意外とモバイルバッテリーを帰宅後に充電するのを忘れ更にBluetoothヘッドフォンも充電するのを忘れていると何も聴けませんが、スマホを充電するのは忘れないのでそのスマホから充電できれば一石二鳥!?じゃんと言うのがきかっけでした。
届いたパッケージはヨーロッパって感じの品のあるパッケージ(でもエコを考えて圧縮ダンボールの様なもので作られたパッケージで分厚くかなり固く、外箱は潰れていましたがパッケージは全くの無傷でした)です。
ではいざアンボックス。まずケースは2分割でき、左上のボックスに入っているのはヘッドフォン本体。そして右上のボックスに入っているのはイヤピースが入ったボックス。そして真ん中に見える金色の電極が眩いmicroUSBケーブルは充電ケーブルです。
そしてイヤピースのボックスの中身です。右側と”STANDARD PACK”と書かれており耳の穴の中に入れるイヤピースが2種類LとSサイズが入って(Mサイズは既にヘッドフォン本体に装着済み)おり、一緒に入っているUSB変換アダプタはUSB TYPE-AとmicroUSBの変換アダプタです。
次に左側の”SPORT PACK”の箱の中には激しい運動をする時に装着する耳の窪みに引っ掛ける事ができるイヤピースでS,M,Lの3サイズが入っています。
そして同封されている注意書きには日本語の注意書きも含まれていますが、翻訳ソフトを使って翻訳しましたってのがよくわかる説明書です。ちなみに取扱説明書は付属しません。
これが充電コネクタ。マグネットコネクタになっており、近づけると引き合ってピタッとズレなく合体します。そしてコネクタはmicroUSBになっており、USB電源から充電する場合はこれに付属のmicroUSB→USB TYPE A変換アダプタを使います。
ちなみにこのmicroUSB仕様の充電ケーブルはAndroidユーザー向けのもので、iPhoneユーザー向けの充電ケーブルはLightning端子になるはずでした!!!!なるはずだったのですが、AppleがLightning端子経由でiPhoneから電源を抜く事を許可してくれなかったので、残念ながらLightning端子がついた充電ケーブルは幻になってしまいましたのでiPhoneユーザーにとってはスマホから充電すると言う素晴らしい機能は残念ながら使用できません
そして通電中はコネクタに内蔵されているLEDが点灯して通電している事を知らせてくれます(ただ充電が終わってもLEDは消灯しませんので本当に通電状態の表示だけです)。
そしてコントローラー部分。-,+ボタンはボリュームの変更と再生トラックの変更等ができ、真ん中の●ボタンは電源のON/OFFや着信時の通話ボタン等になっています。
ちなみにコントローラーの裏に穴があり、そこに通話用のマイクが内蔵されています。またこの「PUGZ」は2台のデバイスに同時に接続する事ができます。ですから例えば音楽再生はiPod TouchでしていてiPhoneに着信があれば「PUGZ」からiPhoneの着信音が流れ通話すると言った事が可能です。
ではまず行うのはペアリングなのですが、インジケータが右側のヘッドフォンにあり、この青LEDが見やすいとは言えないのでペアリング操作はイヤホンを耳の中に入れた状態で行うのがベストです。何故ならこの「PUGZ」は状態変化を男性の声でアナウンスしてくれるのです。
例えば電源ON時は”Power ON”。OFF時は”Power OFF”。デバイスとBluetooth接続された時は”has connected”。そしてペアリング状態に入ると”searching for your device”と音声で案内してくれますので、これが意外とわかりやすくて便利なのです。
そしてペアリングですが”PUGZ Sealed”(私が購入したのは密閉型なのでSealedと表示されています)とペアリングを行います。
ちなみに”PUGZ”には密閉型の他にオープン型が用意されています。
さて肝心の音質ですが、iPhoneと接続した場合のコーディックはApt-XではなくSBCなので”PUGZ”の本当の実力を100%聴く事はできませんが、iPhoneで音楽を再生して聴いた感じのファーストインプレッションは、万人受けする可もなく不可もないドライバーだと言うのは1つ言えます。おそらくサブウーファーは搭載せずシングルドライバーだと思うのですが、特にシャカシャカした感じもなく低音がよく響くと言うワケでもないのですが、音のキレはよく逆相音で音質が変化したりと言う事もなく聞き取りやすいドライバーです。電車内でもノイズキャンセラーは内蔵されていませんが、電車の走行音が煩くてボリュームを上げなければいけないと言う事もありませんし、比較的よくできたハウジングとドライバーです。
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