みなさんは突然、電気製品が動かなくなった時ってどうしていますか?
例えばコンセントに差して動く様な電化製品ですと、別の部屋のコンセントに差して動くかどうか確かめてみてば、その電化製品が壊れているのか、それともブレーカーが落ちたりしてコンセントに電気が来ていないのか、がわかります。
ですが家の中の電化製品ってそれだけではなく、例えば赤外線リモコン等は交換用の新しい電池がなく、他のリモコンの電池と入れ替えて動作を試してみたとしても電池がどちらも消耗していれば動きませんし、更にリモコンが悪いのか本体が悪いのかも検討つきません。
更には照明もそうです。最近はLED電球や蛍光灯型LEDに交換したからと予備の電球を用意していなかったりと言う方も多いと思いますが、そう言う場合、電球が悪いのか、それともソケットが壊れたのか?これまた判断し兼ねる所ですし、クーラーや冷蔵庫など動かしたくても動かせないものだってあります。
そう言う時に一家に1台テスターがあれば、簡単に電圧が計測できて便利なのですが、そう言うものを使うのが苦手な方が世の中にはたくさんおられます。
ですが今回紹介しますテスター「Vion」はそう言う方でも簡単に、安心してお使い頂く事のできるテスターなのです。
ではまず最初に「Vion」の使い方や機能を説明する前に肝心の測定項目とレンジを紹介します。
DC電圧(測定レンジ(分解能)): 9V(0.001V)/ 90V(0.01V) / 600V(0.1V) 誤差7%
AC電圧(測定レンジ(分解能)): 50V(0.01V)/ 300V(0.1V) / 500V(0.1V) 誤差1%〜2%
抵抗(測定レンジ(分解能)): 20Ω (0.25Ω)/ 200Ω(1Ω) / 5KΩ(2Ω) / 500KΩ(300Ω) / 2MΩ(2KΩ) 誤差1%
ダイオードチェック(測定レンジ(分解能)):2V(0.001V) 誤差0.7%
インダクタンス: 30〜300Hz 誤差1%
そしてこの他にコンデンザ容量、及びLEDの点灯チェックも行えます。
そしてこの「Vion」の使い方は、最初にスマートフォンに専用アプリケーションをインストールし、スマートフォンとペアリング操作を行っておく必要がありますが、電池でもACアダプタでもコンセントでも面倒なレンジ変更をせずにDC電圧、AC電圧、抵抗とプローブを当てるだけで後は全て自動で検出して自動で計測するのです。
ですから使う側としては面倒なレンジ変更の必要がないので、テスターの使い方がわからない方でも安心して使う事ができるのです。そしてその計測結果はテスターに内蔵されたLEDで例えばDC電源であれば赤色、AC電源であれば青色、導通テストであれば緑色に光って示してくれますので、スマートフォンの画面を見なくても手元だけで計測できているのか?導通テストができているのかがよく分かります。
更に本体やモニターがないと言うのは自由度が飛躍的に上がります。普通はテスターのディスプレイが見える様にどこかに置いて、置けなければ何とかして見える位置に置かなければ結果を見る事ができませんが、この「Vion」のアプリケーションには計測値を一時固定する機能やログ機能がありますので、後から安全を確保してからゆっくりと計測値を見る事ができます。
また手動ではコンデンサ、インダクタ、LED、回路等のテストもレンジを切り替えればできますので、日頃から回路設計や作成、そして電気工事を仕事にされている方にまで幅広くお使い頂けるのは間違いありません。
そして電池のテストでは電圧と共にその電池の元の出力電圧(1.5V,3V,9V…etc)を自動検出してその電池がまだ使えるのかどうか評価して表示してくれますので、普通の円筒形の単3や単4と言った電池の他にコイン電池もテストできるのもポイントになっていますので、もし気になられた方は下記URLをご覧下さい。
https://www.kickstarter.com/projects/1441579202/the-worlds-simplest-bluetooth-multimeter
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