スマートフォンを充電するケーブルって100円均一ショップで買える108円のケーブルがあるかと思えば、1本数千円もするケーブルがあったり、100円以下で買えるケーブルがあるなど、ケーブルと一言で言っても本当に千差万別です。
ただ言えるのは細いケーブル、薄っぺらいケーブルは必然的に電気を流す銅線も細いので急速充電等をして大きな電流を流すと発熱(充電中にケーブルを触って熱い、温かいと感じる様な場合です)により酸化してケーブルが劣化して断線し使えなくなります。
そして今回取り上げる「MiGU BEAR 3」は長さが変えられるケーブルなのですが、よくある巻き取る事で長さが変えられる巻き取り式ケーブルよりも安心してお使い頂けます。
と言いますのもケーブル、銅線は鋭角で曲げられれば曲げられるほど切れます。よく細い針金を切る時にある一点を軸に何度も折り曲げていると手でも切れたりしますが、それと同じでケーブルも鋭角に曲げるとどうしてもそこに応力がかかり変形して行って切れてしまいますので、巻き取り式のケーブルはそう言う意味で巻き取りやすい様に細いケーブルを使っていますので、断線し易いケーブルとなるわけです。
ところがこの「MiGU BEAR 3」に使われているインナーケーブルは高純度無酸素銅を45本束ねて撚って作られた撚り線になりますので、かなり太くそして頑丈なので少々曲げても1,2本切れた所でまだまだ残りがたくさんありますし、被膜も強度の高い繊維を編み込んだ被膜で覆っていますので引っ張りにも強くまた鋭角に曲げ辛い(意図的に曲げるのは別ですが)ケーブルに作られていますので、そう言う意味では切れないケーブルに仕上げてあります。
そしてこのケーブルはいくつかのパーツに分かれていて組み合わせる事で長さが変えられる様になっており、ケーブルをジャストなサイズで使いたい、ケーブルが無意味に余るのが好きではないと言う人にピッタリなケーブルになっております。
そんな「MiGU BEAR 3」を構成するケーブルは全部で4種類。
まずPart AのUSB-A端子を備えたUSB電源等に差すケーブルのケーブル長は約22cm(8.66インチ)、Part Bの3分岐端子の長さは約3cm(1.18インチ)、そしてPart Cの延長ケーブルは約1m(39.37インチ)、そしてスマートフォンやタブレットに接続するmicroUSB,Lightning,USB-C端子を備えたPart Dのケーブル長は約21cm(8.46インチ)となっています。
ただ注意点はPart Bの分岐端子を使うと各デバイスへの充電電流が少なくなりますので、そこだけ注意が必要です。
例えば1ポートあたり2.1A出力のUSB電源にこの「MiGU BEAR 3」を接続し、そして3つのデバイスを同時に充電した場合は、均等に電流を流したとして0.7Aずつになるからです。
そしてPart AからPart Dまでのケーブルの組み合わせは自由自在です。
例えば最短のPart AとPart Dのケーブルをダイレクトに2本接続すればその長さは約43cmとちょっと短めのケーブルとなりますし、Part AにPart Cを接続して1m延長させてPart Dと接続すれば1.43mと、標準ケーブルの1.5倍の長さのケーブルを作る事ができ、コンセントがちょっと遠い場所や、バッグに入れたモバイルバッテリーから手に持っているスマートフォンに充電する際にはベストな長さとなります。
そしてまたPart Cの延長ケーブルは何本もデイジーチェーンで繋いで延長して行けますので、標準で付属して3本のPart Cケーブルを全部繋げれば最大3.43mもの超ロングなケーブルができ、充電中のスマホを手に持ち部屋の中をウロウロと歩き回れるほか、コンセントの遠い場所からダイレクトに充電する際にも便利です。
と言う様にこの「MiGU BEAR 3」は自由に長さを変える事ができるケーブルのため、余ったケーブルを束ねて持っておくと言う事が嫌いな方にとっては、まさにピッタリなケーブルと言えますので、詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/715725806/migu-bear-3-worlds-first-extensible-charging-cable
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