ナイトビジョン、ナイトスコープと言った暗闇の中を昼間の様に明るく照らし出して見せてくれる装置ってあまり私たちには馴染みがありませんが、例えば野生動物が好きな方であれば、ライトを照らせば動物たちは警戒して逃げて行きますが、ナイトビジョンやナイトスコープなら動物たちを怖がらせずに観察する事ができます。
また暗がり、暗闇で言えば夜釣りなども水面を照らし出す照明な明かりが動いたりすると魚は逃げて行ってしまいますので懐中電灯で水面を照らし出して魚影を探すのはせっかくの魚の群れを追い散らしてしまう事になりますが、ナイトビジョンやナイトスコープなら集まって来ている魚たちを追い払わずに、その魚影をしっかりと確認する事ができるなど、暗闇の中で照明を点灯せずに周囲の状況を知る必要があると言う方にはオススメなガジェットで、今回は白黒ではなくカラーで暗闇の中の世界を観察する事ができるナイトスコープ「H1-355」をご紹介致します。
400m先の野生動物を見分ける事ができるズーム性能
まず今回紹介するナイトスコープ「H1-355」で最初に紹介したいのはズーム性能です。
特に光学ズームが5倍と非常に倍率が高いのがポイントで、デジタルズームは1つの点を何倍にも大きくしているだけで、大きくズームすればする程解像度が落ちて行き映像が不鮮明になって行きますが、光学ズームはそう言った画像、映像の劣化なくズームする事ができるので、光学ズームの性能が高いほど遠くまで細かく見通せる事ができますので、遠くに見える動物の表情と言ったものも細かく読み取る事ができますので、光学ズームが5倍と言うのはかなり魅力的です。
更にナイトスコープやナイトビジョンは、基本的には光を増幅しますので昼間は明るすぎて白飛びするだけで本来なら使えませんが、この「H1-355」に至っては赤外線フィルターが付属しておりこれをレンズに被せる事で昼夜問わず、使用する事ができ、昼間の野生動物の観察だけでなく望遠鏡的な使い方も出来ます。
200m先の暗闇をカラーで捕らえられるカメラ性能
次にこのナイトスコープ「H1-355」には出力3Wと言う非常にパワーのあるレベル4の赤外線LEDが搭載されており、何とこの3Wの赤外線LEDが放つ光は200m先まで届き、200m先の真っ暗な景色を昼間の様に映し出してくれます。
また基本的には赤外線映像と言うのは白黒であったり、色処理によって白緑と言った2色になってしまうのですが、この「H1-355」ではスパーナイトビジョンモードと言うモードにする事で何と 0.005 Luxと言う、肉眼では何も見えない真っ暗闇な中でも白黒写真をカラー化できる様に、本来なら白黒な赤外線映像をカラーにして見る事ができますので、色は原色に忠実と言う訳ではありませんが、それでも白黒ではわかり得ない野生動物の毛の色と言ったようなものも確認する事ができます。
更に映像は4K画質で保存されますので、元の映像がノイズが入りあまり綺麗ではないとしてもHD画像で保存するよりは、後から再生した時により綺麗な状態で撮影した映像を見る事ができます。
バッテリー交換式で長時間使用が可能
そしてこの「H1-355」には最大5時間連続使用が可能な18650型バッテリーが使われており基本的には充電して使用するのですが、外気温が低かったりすると使用時間が短くなったり、また観察時間が長くなるとどうしてもバッテリー切れを起こしてしまう事も出て来ます。
そう言った時にこの「H1-355」では18650バッテリーが入れ替える事ができるだけでなく、最悪は単4電池が3本あれば観察を継続する事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細につきましては下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/853691146/hongdigi-h1-355-night-vision-monocular
この記事へのコメントはありません。