骨伝導イヤホンは直接、骨伝導スピーカーの振動を頭蓋骨に伝えますのでシャカシャカと鳴る様な音漏れとは無縁なはずなのですが、実際のところ骨伝導イヤホンでも音漏れ起こすのです。
それは骨伝導スピーカーの振動が周りの空気を直接振動させたり、骨伝導スピーカーから頭蓋骨に伝わった振動が、頭蓋骨を通して周囲の空気を振動させる事でも起こります。
ただそれも骨伝導スピーカーそのものがとても聴き取り易いものであれば音漏れが起こる事はないのですが、決まって音漏れのする骨伝導スピーカーはスピーカーが当たる位置が悪いのか、クリアに音が伝わらずにボリュームをMAXに上げた事で起こります。
そこで今回はLeakSlayer™と言う独自開発した技術で音漏れを無くしたサングラス一体型の骨伝導イヤホン「OptiShokz Revvez」をご紹介致します。
音漏れ防止のLeakSlayer™
さて、LeakSlayer™の説明をする前に、骨伝導イヤホンが何故聞こえるのかをご説明します。
まず耳から入った音はみなさんご存じの鼓膜を振動させます。その鼓膜の振動がツチ・キヌタ・アブミと言う3つの骨で構成されている耳小骨に伝わり、これが蝸牛と言う、音の振動を電気信号に変えて脳へと伝わる部分に伝わります。
そして骨伝導は言うなれば鼓膜の様なもので、頭蓋骨を振動させる事で直接、耳小骨にその振動を伝えるのですが、例えば骨伝導イヤホンが髪の毛を挟んでいたり、皮下脂肪の多い場所であったり、たまたまその方にとって耳小骨に音の振動が伝わり辛い場所にスピーカーが当たると、音の振動が伝わらないのでボリュームをMAXまで上げなくてはいけならなくなり音漏れを起こさせます。
そこでこのLeakSlayer™と言う技術は、サングラスのツバの先を可動式にし、ツバの先端に埋め込まれた骨伝導スピーカーの位置を変えられる様にしたのです。
そしてより鼓膜に近い部分に骨伝導スピーカーを押し当てる事で音の伝導を良くし、小さな音でもクリアに聞こえる様にして音漏れの問題を解決したのです。
レンズは交換式
そして複数の「OptiShokz Revvez」を持たなくても複数のシチュエーションに対応できる様に、レンズは4種類用意されています。
まず最初にグレイ色の”MOONSTONE GREY POLARIZED”は偏光レンズで釣りをしたりする際に海面に反射する太陽の光を遮ってくれますし、”SAPPHIRE BLUE”はファッションレンズとして日常的に使え、”DIAMOND TRANSPARENT”はクリアレンズなので陸上スポーツに最適で、”AMBER YELLOW”は夜間ドライブで使用するとよく見えます。
そして肝心のサウンドの再生能力ですが、再生周波数は20〜20kHz、連続再生時間は最大6時間でBluetooth5.0を採用していますので、詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
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