最新のiPad Proは従来ずっと採用され続けて来たLightningコネクタからUSB-Cコネクタへと変更された事で、市販のUSB-Cマルチハブを使えば一度にたくさんのUSB機器を接続できる様になったのは最新のiPad Proユーザーであれば周知の事実です。
今までならHDMI入力のあるディスプレイに接続する、USB接続しか方法がないプリンターで印刷する、USBメモリーにデータを移動させる、デジカメのmicroSDカードからデータをiPadに取り込むと言った作業になるとそれぞれ専用のアダプタが必要で、外出先でそれらアダプタが必要な作業があれば、かなりたくさんの荷物を持ち歩かなくてはいけませんでした。
ですがUSB-CになりUSB-Cマルチハブがあれば、そのUSB-Cマルチハブがあればメモリーからデータを取り込め、USB機器にも接続でき、HDMIでモニターにも接続できたりと非常に使い勝手が良いのですが、唯一の欠点はその構造です。
一般的なUSB-CマルチハブはダイレクトにUSB-Cコネクタに差し込むタイプか、マルチハブに直付けされたUSB-Cケーブルで接続するかのどちらかで、USB-C直差しタイプはHDMIケーブルにUSB-C充電ケーブル、そしてもう1本USBキーボードなどを差し込むみiPad Proをスタンドで立てた状態で使用するとiPad Proに直差ししているUSB-Cコネクタにケーブルの重みによる多大な負荷がかかりUSB-Cコネクタが折れてしまう例も。
またケーブルで接続するタイプもPCで使う事を前提に作られていますので、長くてもケーブルは10cm程度しかなく、そうなると立てたiPad Proにぶら下がり、こちらも同じ様にUSB-Cコネクタに負担がかかり壊れる事も考えられます。
そこで今回はiPad Proの構造を考えて作られたiPad Pro専用のUBS-Cマルチハブ「BoltHub」をご紹介致します。
iPad Proを挟み込むスタイル
まずこの「BoltHub」で注目すべき点は、iPad Proに差し込む、iPad Proを挟み込む様なスタイルになっている事です。
「BoltHub」はiPad Proのコーナーに差し込む様にして設置しますので、前述した様なUSB-Cコネクタに加重がかかると言う事は無く、USB-Cマルチハブにかかる重量は直接iPad Proのフレームに伝わりますので、USB-Cコネクタが折れたり曲がったりと言う事はありません。
またこの「BoltHub」はダイレクトにではなくケーブルでiPad Proに接続する様に設計されているのですが、さすがiPad Pro専用設計だけあってケーブルの取り回しもスッキリとしています。
インタフェースは!?
そしてインタフェースとして2k@60Hz、4k@30Hzで映像出力可能なHDMIコネクタの他、USB3.1 Gen1に対応したUSBポート、microSDとSDカードリーダー、そして3.5mmイヤホンジャックも備えている所も見逃せません。
またこの3.5mmイヤホンジャックはUSB2.0 Aduioに対応しており、最大サンプリングレート48kHz/16bitでのデータ出力にも対応しています。
そしてもちろんUSB-C(USB3.1 Gen2)も備えており、ここにUSB-C電源を接続すると最大60WでiPad Proを充電しながら連続使用する事も可能です。
PCでも使用可
そしてこの「BoltHub」はUSB-Cマルチハブとしては一般的なUSB-Cマルチハブと機能は同じですので、MacBook ProやSurface、そしてNintendo Switchやその他USB-Cポートを備えたPCでも使用可能ですので、そう言う意味でも1台「BoltHub」を持っていると様々な機器と接続して利用する事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLをご覧ください。
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