磁力で吸着するコネクタの利点はケーブルを引っ掛けた時に充電しているスマートフォンを飛ばしたり、PCをデスクから落下させたりする危険を会費できると言うメリットが1番強調されますが、マグネットコネクタを使用する利点はこの他にもコネクタ部分の接点(金属部分)を保護する役目も持っていますし、コネクタを抜き差しする事による摩擦で接点が摩耗すると言う事も防げますし、コネクタ部分にホコリや異物が混入する事も防げます。
と言う様にマグネットコネクタは利用するメリットはあってもデメリットはほぼない(専用のケーブルやコネクタを携帯しなければなりませんが)のですが、USB-C PD(Power Deliver)に対応したマグネットコネクタは最大100Wで充電できるのか、と言うスペックを確認する事がまず重要な上に実際に100Wで充電できるのかを見極める必要があります。
そこで今回は、安心して選んで貰えるUSB-C フル規格のマグネットコネクタ「Magrig USB-C Magnetic Tip」をご紹介致します。
接点のピンの太さに注目
ではUSB-C PD対応のマグネットコネクタのどこを見れば良いのかと言いますと、1番注目すべきは接点の太さ、大きさです。
よく接点が金メッキされているから大丈夫、みたいな事を言われる方もいるのですが、金は通電性が良く、抵抗も少ないので接点の加工用のメッキとして使用されるのですが、それよりも重要なのが実際に電気が流れる道です。
電気を流す銅線は太ければ太いほどたくさんの電気を通す事ができますが、細いと逆に通す事ができないだけでなく、無理して流すとキャパをオーバーした電気は熱となって放出され、熱によって銅線であれば酸化によって銅線が劣化したり、接点であっても酸化によって抵抗が増えて電気を流し辛くなりします。
ですから接点の太さ、大きさを見るのが1番なのですが、この「Magrig USB-C Magnetic Tip」の様にThunderbolt 3規格に対応した24ピンのマグネットコネクタであれば両端の4つの接点が電流を流す為に一般的には使われていますので、ここの接点が他の接点に比べて大きくて太いと言うのが重要なのですが、この「Magrig USB-C Magnetic Tip」では中心部分の12ピンについても同様の太さのピンが配置されていますので、かなりしっかりと作られているのが分かります。
他のマグネットコネクタには見られない勘合
そしてこの「Magrig USB-C Magnetic Tip」には上下のピンとピンの間に他のマグネットコネクタでは見られない勘合が設けられています。
この勘合はコネクタが上下に動かない様にするものだと思われますが、実はこれが非常に重要かつ素晴らしいアイデアなのです。
マグネットコネクタはピッタリとはまるのではなく、多少遊びがあります。
遊びがあると言う事は接触している接点が振動等で動くと言う事で、特に大電流が流れている電源線は接点が一種離れたりする事でスパーク(火花)が発生して接点を損傷・酸化させてしまう原因になるのですが、この「Magrig USB-C Magnetic Tip」は勘合を設ける事でそれを防いでいますので、マグネットコネクタをよく研究して欠点を全てクリアにして良い製品に仕上げているのがよく分かります。
100W充電とThunderbolt 3規格 40Gbps通信対応
ですからこの「Magrig USB-C Magnetic Tip」はUSB-C PDで100W充電はもとより、Thunderbolt 3規格に最大で40Gbps通信も可能なマグネットコネクタですので、外部GPUと言った大量のデータをやり取りするデバイスとの接続に使用しても何ら支障はありません。
また色はMacBookを意識して、シルバーとスペースグレイが用意されており、本体色と合わせる事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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