みなさんは車に冷蔵庫があったらいいのになぁ〜と思った事はありませんか?
冷蔵庫があればいつでも冷えたドリンクが飲めますし、長距離旅行等でも車内で快適に過ごす事ができます。
また買物でも冷蔵庫があれば車内に荷物を残したまま途中で寄り道ができますし、冷凍機能のあるクーラーボックスであればアイスクリームだって溶けずに持って帰れますし、もちろん2軒3軒とスーパーをハシゴしてもアイスクリームが溶ける事なく帰宅する事ができます。
ただ、今までの車載用のクーラーボックスと言えばペルチェ素子と言う半導体を使って冷やすものしかなく、このペルチェ素子は恐ろしく冷却に時間がかかり、ほぼ前日から電源を入れておかなければ冷えないと言う欠点ありました。
ですが韓国のLG電子がクーラーボックスに内蔵できる小型のコンプレッサーをリリースした事で状況は一変し、冷却スピードが早いだけでなく冷凍も可能なクーラーボックスがいくつも登場しています。
そこで今回は、その中でもバッテリーが切れても保冷時間の長いクーラーボックス「iCooler」をご紹介致します。
2つの電源モード
この「iCooler」では冷却ソースとして2つの電源が使用可能です。
1つは家庭用電源で、100V/200Vとどちらでも使える様になっていますので海外へ持って行く事もできますし、家庭でも200Vコンセントがあれば電力消費が抑えられエコな上、キャンプやBBQ以外でも自室で冷蔵庫代わりに使用できます。
また車で使用する場合は乗用車の他、24V車のほかトラックでも使用可能なのがこの「iCooler」のポイントで、トラック乗りの方の様に長距離を移動される場合、食料を持っておいた方が車が渋滞合い何日も停滞する様な事があっても安心なうえ便利です。
また冷却温度は10℃以下で、冷凍モードにすれば-18℃まで冷却する事ができますので、買物に出かけ冷凍食品を大量に購入した様な場合でも安心して寄り道したりする事もできます。
更にこの「iCooler」では、停車中に使用する様な場合でもバッテリー電圧を監視し、ある一定レベルまでバッテリー電圧が下がると自動的に冷却をストップする機能があり、バッテリー上がりと言う最悪の事態を避ける事ができますし、バッテリー供給がなくなっても蓋を開けなければ最大90時間も保冷能力を維持できる優れものです。
氷での冷却も可能
そしてこの「iCooler」は、氷での冷却も可能になっている点がコンプレッサーを使用した同ジャンルのクーラーボックスと違う点です。
氷を入れると氷が溶けて冷水がたまりますので、冷却配管部分とは完全に分離しなければいけませんし、なおかつクーラーボックスにたまった水を排出する際に電源部分などにかからない様な防水対策も必要になって来ます。
そうすると防水とコンプレーサーの冷却と言う相反する問題が生じるのですが、この「iCooler」では少なくとも底部のドレンコックから水を抜く事で機械部分に水がかからない様にして濡れて故障するのを防いでいます。
また「iCooler」の内容量は42Lでオプションで蓋を開けなくても内部の冷却温度がわかるワイヤレス温度計や、 「iCooler」のドリンクホルダーに挿せる保温カップ、保冷剤などが付属したバリエーションもラインナップされています。
なお発送はアメリカ国内のみとなっていますので、日本から投資する場合は輸入代行業者等を利用する必要がありますので、詳細を含めて下記URLをご確認ください。
https://www.kickstarter.com/projects/iceco/iceco-icooler-exclusive-3-in-1-freezer-0
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