近年の大規模な自然災害ではライフラインの中でも1番復旧の早いと言われている電気の復旧も長くなっていますが、電気の復旧が遅れると様々な電化製品を動かす事ができず、冷蔵庫が動きませんと食料を備蓄・長持ちさせる事ができませんし、テレビが写らなければ災害の状況を知る事ができませんし、スマートフォン等の充電ができなければ通信手段を失ってしまいます。
と言う様に電気が使えないと言うのはガスや水道が使えない以上に私達の生活に多大な影響を与えますので、何か代替手段を考えないといけません。
そこで候補に上がるのが太陽光パネル+蓄電池ですが、これは非常の高価です。次に考えるのが発電機ですが、ポツンと一軒家ならまだしも都会の住宅では発電機のエンジン音で近隣住民に迷惑をかけますので照明の必要な夜間に使えません。
そこで今回は新たな電力源として注目を集めるポータブルバッテリー「ElecHive」をご紹介致します。
パワフル&コンパクト
このポータブルバッテリー「ElecHive」の特徴はコンパクトでパワフルな所です。
最大出力は2200Wと非常に高く、例えば私達が常日頃使っている電化製品の中でも消費電力の高い、ドライヤー、ホットプレート、炊飯器、オーブンレンジと言った電化製品の殆どが使えます。
また私達の生活の欠かせない冷蔵庫の消費電力は500L程度で50W程度ですので、「ElecHive」をフル充電しておけば約2日間は「ElecHive」が充電できなくても動かし続ける事ができますし、1500Wのドライヤーでも約1.5時間連続使用が可能です。
更に大きさは約25cm×23cm×32cmと概ね30cm四方以下でかつ重さも15.5kgとコンパクトで軽量なので、リビングに置いておいても邪魔にならないサイズとなっています。
これが2〜3年前の製品であれば大きさはこの倍、重さも1.5倍あってもバッテリー容量は半分から多くて70%程度しかなかった事を思うと、かなりの技術革新ですし、これはバッテリーの高密度もありますが、一般的なモバイルバッテリーが18650と言った市販の充電池をたくさん搭載する事でバッテリー容量を稼いでいたのに対して、この「ElecHive」では電力密度の高い蓄電池を使う事で小型化、軽量化を達成しています。
アウトドアで使うには十分な出力ポート
では「ElecHive」が装備している出力ポートはどの様な状態になっているのかと言いますと、まずコンセントは4つ。コンセントと他のUSBポート等を合わせて最大合計出力は2200Wで、起動電流など一時的に流れる電流に関しては最大4000Wまでサポートしています。
そしてスマートフォン等を充電する為に必要なUSBポートは、USB-C PD対応ポートが2ポート(1ポートは最大出力60W、もう1ポートは18W)、USB-Aが2ポート(QuickChaege3.0 + QC2.0)、DCポートが2ポート(ノートPC等を充電する為の出力ポートで最大12V/15Aで合計出力最大180W)を備えています。
またこの他に車載用の電気製品が使える様にシガープラグを1つ備え、こちらも最大出力は180W(12/15A)となります。
ソーラーパネルがあれば完璧
そして「ElecHive」にはオプションとして最大出力100Wのソーラーパネルが用意されています。
パネルは1枚$299、2枚で$548、4枚で$996で追加する事ができ、夏の昼間の晴天時であればパネル4枚で最速6時間フル充電する事ができますが、とりあえず災害時は冷蔵庫メインで、照明はLED懐中電灯で代用すると言った様な感じで使えばパネル2枚でも電力不足に陥る事はなさそうですので、もし興味を持たれて詳細をご覧になりたい方は下記URLをご覧ください。
この記事へのコメントはありません。