バックパックほど用途によって細分化されているバッグはありません。
例えば登山用のバックパックですと収納力重視ですし、カメラバッグは機材を保護する点からクッション性重視です。
またスポーツ用のバックパックは用具の携帯性や濡れたものを入れても大丈夫な様に防水性を重視していたりしますし、ビジネス用途ではバックパックからビジネスバッグにトランスフォームさせる事ができたり、学生さん向けのバックパックやタブレットやノートPC、そして周辺機器をシステマティックに収納できる様になっていたりします。
ただ用途が特化されたバックパックの場合、他の用途に使おうと思っても使えない場合が多く、そうなるとバックパックばかりが増えて行く結果となりますが、今回紹介するバックパック「Nest」ですとどんな用途にも合いますので、バックパックが増えて困る様な事はありません。
2つの便利な外ポケット
今回紹介するバックパック「Nest」には内容量16Lと20Lの2つのサイズがラインアップされています。
どちらも内容量、大きさが違うだけで機能的には同じで、クラムシェル構造で一面が全開する使用となっており、荷物の出し入れは非常にし易くなっています。
そしてこの「Nest」の目玉的な機能は複数あるのですが、まず最初に紹介したいのはスパイダーネットシステムです。
要するにスパイダーネットとは蜘蛛の巣と言う事になりますが、バックパック背面の外ポケットはバックパック反面分しかない開口ポケットになっているのですが、ここからスパイダーネットと呼んでいるメッシュ状の伸縮するネットが出て来る様になっており、バックパックの中に入らない大きなものを入れて持ち運ぶと言った際にネットが伸びて荷物を覆う事でとても運びやすくなっています。
そしてもう1つの外ポケットはカンガルーポケットと呼ばれており内容量は4Lと割と大きめのポケットでシューズや上着を丸めて収納できる他、ベルトによってテントやタープ、毛布と言うキャンプやトレッキングに必要なものをぶら下げておける様になっていますので非常に便利です。
アイテムセパレーター
次に紹介する”アイテムセパレーター”は、バックパック本体の中の空間を分けてバックパック下部に空間の仕切られたポケットを設ける機能です。
このポケットにはバッグ側面のポケットの口からアクセスできる様になっており、四角柱形のポケットとなっておりカメラの望遠レンズ、ドローンと言った撮影ガジェットなどを取り出し易い様に側面にジッパー開閉式のポケットの口が設けられており、シューズや大きなウォーターボトル、保温ボトルと言ったものも収納可能です。
アクセサリーエコシステム
そしてこのには「Nest」にピタッリ収納できる様々な収納バッグがオプションでラインナップされており、まず最初に紹介するオーガナイザーは孔子状の仕切りがついた布製の折り畳み箱と言った様なもので、特に決まった用途はありませんが、「Nest」に入れて運びそして現地でそのまま取り出してテーブルの上などに置いて必要なものを出し入れすると言った際に便利な収納箱です。
特に仕切りが細かいので、ある用途に必要な細々としたガジェットをまとめて用意しておいて目的に合わせて「Nest」に収納して運んで現地で使うと言った使用方法が考えられます。
そして次に紹介するスマートパッキングキューブ10Lは衣類等々を収納する為のバッグで、特徴はバックにはフックがついておりクローゼットの中等に引っ掛けておく事ができる事です。
つまり宿泊先のホテルでこのバッグを広げて吊っておけば着替えの出し入れもし易いだけでなく上部のメッシュポケットは中が見えますので下着などを収納しておくと見易く取り出し易いですし、その下のコンテナはタオルやシャツを折り畳んだ状態でゴムベルトでまとめて吊っておける様になっており、もう1つのポケットはクロスベルトで上着等を固定して収納しておけます。
また衣類収納用には内容量5Lのバッグもあり、こちらは「Nest」の半分のサイズに収まる様になっていますので他に収納するものがあると言う場合は衣類が少なければこちらのバッグを使うと持ち物を「Nest」1つにコンパクトにまとめられます。
そしてこの他に”カメラキューブXL”と言うカメラ機材を収納するのに適したクッション性の高いバッグもラインナップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/tropicfeel/nest-the-everyday-adventure-backpack
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