かいわれ大根をはじめとするスプラウトは非常に栄養価が高く、水を含ませたスポンジやキッチンペーパーの上に種を蒔いておけば勝手に生えて来て2週間くらいで食べられると思ってやってみたものの、何日経過しても芽がなかなか出て来ない、芽はすぐに出たけど、なかなか育たず芽が全く伸びないと言う方も多くおられます。
たいていスプラウトの場合、芽が出ないのは種に水分を十分に吸収させずに水を含ませたスポンジやキッチンペーパーの上に並べただけで育てようとしている場合であり、種から芽が出ても育たないのは風通しが悪いか、種が常に水の中に浸かっている状態であるか、この他にも要因は多々あります。
そこで今回はそう言う失敗を無くしたポットと、栽培をサポートしてくれるアプリが用意された「SproutyPod」をご紹介致します。
種子に水を吸わせ、簡単に水切り
まずスプラウトを育てる場合、種子を水に1日程度浸けておくのですが、今回紹介する「SproutyPod」では最初から種子をポットの中に入れ、そして水をタップリと注いで水に浸けて、種子に水を吸わせます。
この時、専用アプリを起動し、何のスプラウトを育てるのか選択しておく事で、この後何をすべきかをアラート共に知らせてくれますので、その指示通りの作業をすれば失敗しません。
そして水をタップリ吸わせた種子を今度はしっかりと水切りをしなければならないのですが、それもこの「SproutyPod」では蓋に水切りが楽に出来る様に網目の金属が入っており、裏返して水を切るだけでなく、そのまま暫く裏返しにしておく事でしっかりと余分な水を切る事ができます。
この時、「SproutyPod」の底ではなく内側に種子がピッタリとあちこちにくっつた状態になっていますが、そこは気にせず大丈夫ですし、発芽にも影響しません。
そしてこの後、もやしはずっと暗室で育てないといけませんし、カイワレダイコンも茎が伸び始めるまでは暗室で育てなければならないのですが、暗室状態を作れる専用カバーもありますので、そこも抜け目がありません。
コロコロと転がして根腐れ防止
そしてこの「SproutyPod」が1番優れているなと感心させらたたのは、逆さに向けてコロコロと転がせる機能です。
スプラウトは芽が伸びて来たら霧吹きで水をあげる事と、風通しの良い所で育てなくてはいけませんが、この「SproutyPod」ではスプラウトはポットの中なので風通しが良いとは決して言えません。
ですが逆さにしてコロコロと転がす事でスプラウトは移動し向きを変える事ができますので、常に同じ場所が当たっている普通の栽培よりは接地面が変わりますので根腐れを防止する事ができますし、密集して伸びていても回す事で自然と間合いが取れて、それぞれ均等に育つ手助けになります。
また水も霧吹きで均等に与えなくても水を入れてクルクル回して最後に蓋の金網から捨てれば水をやり過ぎて根腐されする心配もないので、今まで何を育ててもダメだった方でも確実に育てる事ができます。
レシピも同時に提供
またスプラウトってサラダ以外のイメージがない食材ですが、実際のところ料理のトッピングにしたりスムージーに使ったり出来ますし、育て方と一緒に各スプラウトに合ったレシピもアプリを通じて提供される様になっていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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