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手の写真を撮影するだけの3Dプリンターで作る完全オーダーメイドの手首が疲れないエルゴグリップ「Personomic」

サイクリングが好きと言う方でもしまだ自転車のグリップ(ハンドルの持つところ)をエルゴグリップに交換されておられない方がおられれは是非交換してみて下さい。サイクリングが楽しくなるだけでなく、腕の負担が極端に少なくなり、ハンドルを持つ腕が痛い、手首が痛むと言う事がなくなるはずです。

そんなエルゴグリップをサイトを通じて手の写真を撮影して送れば完全にオリジナルの3Dプリントされた世界に1つしかない自分の手にピッタリとフィットするエルゴグリップ「Personomic」を手に入れる事ができますよ。


エルゴグリップとは


まずエルゴグリップを紹介する前に、自転車に最初からついている円筒形のグリップが何故、手首や腕に多大な負担を与えているのかと言いますと、昔からあるU字型のハンドルはそうでもないのですが、最近シティーサイクルでも増えているバータイプのハンドルの場合、どちらかと言うと乗ると前傾姿勢になりますので体重の何%かはハンドルを持っている腕にかかります。
ただそれだけなら良いのですが、ハンドルを持つ手を背屈(手の甲側に曲げること)させるさせると手首に体重がかかってしまい手首に過大の負担をかかますし、逆に手首を真っ直ぐにしてハンドルと腕が一直線上になる様にハンドルを握ると手の甲側の伸筋側の筋肉に負担をかけるので、長時間走行すればする程今度は腕が痛いと言った症状が出て来ます。

そこで手首や腕への負担を減らす為に考えられたのがエルゴハンドルで、グリップの形状を手が置ける様に小指側にかけて平たく広くし、テーブルの上に手をついているのと同じ様な状態でハンドルを持つ事ができますので、エルゴハンドルは腕にかかった体重を掌を通じてしっかりと受け止める様になっているので腕の伸筋側の筋肉への負担も減らせる構造になっています。


シリコンで3Dプリント


次にこの「Personomic」がフルオーダーと言う点の他にポイントが高いのが素材にシリコンを使っていると言う事です。
と言いますのはよく自転車のグリップに使われているゴム系の素材は、長年使っているとベタベタ、ネチャネチャして着て感触が気持ち悪くなって着ますが、これは紫外線によるゴムの劣化の他に水に濡れる事で水に強いイメージがあるゴムですが、実際は加水分解と言って水に濡れる事でも劣化してベタベタとする成分が滲出して来るのです。

そう言う点においてこの「Personomic」は紫外線や水に耐性のあるシリコンを浸かって3Dプリントしますので長く愛用する事ができますし、グリップは六角ネジでハンドルに固定する様になっていますので自転車を乗り換えたとしても簡単に移し替えられます。


350のを超えるデザインから組み合わせてオーダー


そしてオーダー方法ですが、これは簡単でA4用紙がUSレターサイズの紙の上に手を置き、左右の手を開いた状態の写真をスマホで撮影して専用サイトからアップロードするだけす。後は画像処理プログラムが手の形状から最適はエルゴグリップのサイズを割り出します。

また「Personomic」は手の形状に合わせてピッタリなエルゴグリップを作る事ができるだけでなく、デザインも自分でカスタマイスする事ができ、グリップのパターン(模様)やカラーの組み合わせは何と350種類にものぼり、その候補の中から自分オリジナルのエルゴグリップをオーダーする事ができますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.kickstarter.com/projects/personomic/personomic-custom-made-bike-grips-with-high-durability

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