最近、ホームセンターなどでもディスプレイ付きのデジタルメジャーをよく見かける様になりましたが、デジタルメジャーの良い所は目盛の読み間違いがない所です。
特に老眼がきつくなって来るとメジャーテープにプリントされた細かな目盛が読み辛くなりメガネをかけたり外したりしなければならずとても面倒です。
その点、デジタルメジャーはディスプレイに長さをリアルタイムに表示してくれますので、ミリ単位の目盛を読み間違えたりする事はありませんし、デジタルメジャーの中には長さをメモリーしてくれたり、中心位置を自動計算してくれたり、計測した長さのデータを使って面積や体積を計算してくれる様なデジタルメジャーもあります。
ただそう言った計算機能は現場ではあまり必要なく、今回は現場で使用する際に便利な機能が盛り込まれたデジタルメジャー「T1M」をご紹介致します。
L型プレート
今回紹介するデジタルメジャー「T1M」には自由に脱着する事ができるメジャーと垂直に取り付ける事ができるL型プレートが付属しています。
このL型プレートをメジャーに装着する事で計測する目印となる部分にメジャーを沿わせたり、重ねる事が出来なくてもL型プレートの縁を目印となる部分に重ねる事で長さを正確に計測する事が出来ますし、木材をカットすると言った場合でもこのL型プレートを木材に押し当てた状態で線を引く事で正確に垂直な線を引く事が出来ます。
そしてまたこのデジタルメジャーではモードを変更する事でメジャーの後ろの部分を当てて距離や長さを計測する事が出来ますので、今までの様にエッジの部分でメジャーを折って測ると言う様な事はしなくても良く、正確に素早く計測する事が可能です。
隣り合わせに配置されたロックレバーとメモリーボタン
次にこの「T1M」では、計測した長さをメモリーする事が出来るメモリーボタンが搭載されており、計測したデータを記録しておく事が出来るのですが、スマートフォンに専用アプリをインストールする事で最大1000件まで計測した長さを記録できる他、Bluetoothで接続しておく事で計測されたデータはリアルタイムにスマートフォンに送られ長さをすぐに確認する事が出来ますので、何種類かの長さの材木を切り出すと言った場合に画面に表示された長さでダブルチェックしながらカットでき間違いがありません。
更にメモリーボタンの横にメジャーをロックする為のロックレバーが設けられていると言うのも使い勝手の良い所で、ロックレバーでテープメジャーをロックし、メモリーボタンを押す事でメモリーボタンを押す際にメジャーが動いて寸法を間違って記録すると言ったミスを防ぐ事も出来ます。
そして計測機能に関しては中央値をリアルタイムに表示する機能の他に、伸ばしたメジャーを途中でゼロリセットして計測すると言った機能が用意されています。
エンコーディックエンジン
そしてこのデジタルメジャー「T1M」では、特許取得済のエンコーディックエンジンと言う誤差0.5mmで正確な計測を行う事ができるシステムを搭載しています。
このエンコーディックエンジンはテープの裏面にバーコードの様な模様をプリントし、この模様を読み取る事で出ているテープメジャーの長さを正確に知る事のできるシステムで、テープが滑ったりしたとしてもこのエンコーディックエンジンで正確な長さを知る事ができ常に正確な長さを知る事が出来るだけでなく、ゼロ補正なども必要がない様になっています。
そしてまたこの「T1M」には16FT(4.87m)タイプと25FT(7.62m)タイプの2タイプがラインアップされていますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
https://www.kickstarter.com/projects/reekon/t1m-utility-construction-digital-tape-measure
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