昔は手で押したり足で踏んだりする空気入れしかなく、空気入れにとても大変な思いをしましたが、今では電動の素晴らしい空気入れがたくさんあります。
中でも自転車だけでなく、ボールやビニールプール、浮き輪はもちろん、車やバイクのタイヤに空気を入れる事ができる空気入れは、わざわざディーラーやガソリンスタンドに行かなくても家庭で空気入れが出来ますし、”TMPS”と言って自動車のタイヤの空気圧を監視するセンサーがついている様な車両では、空気圧が下がって来ると車を始動させる度に警報を発して鬱陶しいので、そう言う意味でも手軽にタイヤに空気が入れられると便利です。
そしてそんな空気入れは今やたくさんあるのですが、今回はその中でも一押しの電動空気入れ「NewoCube」をご紹介致します。
26〜30L/分の吐出量で、なおかつ2.0bar→2.5barまでの加圧にたったの1.5分
電動空気入れの場合、モーターでピストンを動かし空気を圧縮してタイヤに送りますが、この際重要なのがモーターのパワーがどれくらいなのかと言う点です。
よく電動空気入れのスペックには1分あたりの空気の供給量(吐出量)が何リットルと明記されていたりしますが、この数値はタイヤに空気を入れると言う場合にはあまり参考にはならず、むしろビニールプールや浮き輪、ゴムボートと言ったものを膨らませると言った様な場合に重要になってくる数値で、時間あたりの空気の供給量が多ければ早く膨らませる事ができます。
一方自動車やバイクのタイヤに空気を入れる際にはモーターのトルクやギアボックのギア比、ピストンの断面積やシリンダーの体積と言ったものが重要で、私達が手動の空気入れで自転車のタイヤに空気を入れる際にタイヤに空気が入っていない時は空気入れは軽く動きますが、タイヤの空気圧が上がって来ると次第に空気入れは重くなって行き、かなり力を入れないとピストンが降りて行きません。
つまり電動空気入れでもモーターのトルク(力)が大きくないと空気が入るまでにかなりの時間を要するのですが、この「NewoCube」に至っては最大150psiと約10kg/cm2までの空気圧で空気の注入ができるだけでなく、一般的な自動車のタイヤの空気圧2.5bar(2.5kg/cm²)まで空気を入れるのに2barまで下がっている程度であれば1.5分、パンクしているのに近い1barからでも5分で空気圧を上げる事ができますので、ちょっと空気圧が下がっている様な状態ですと4本全て空気を入れても10分もかかりません。
しかも設定の空気圧まで入ると自動的に停止するオートストップ機能がついている他、車、バイク、自転車、ボールとオートメニューが設定されていますで、どれくらいの空気圧で入れれば良いのか知らなくてもこの「NewoCube」に任しておけば大丈夫です。
シガープラグでも動作
次にこの「NewoCube」の便利な点としてシガープラグ接続用のケーブルが付属しており、内蔵バッテリーが空になったとして自動車のシガープラグから電源を取れば空気入れを続けれらる点です。
最近の電動空気入れはバッテリーを内蔵している事から、シガープラグと言う選択肢を外しています。ですが、この「NewoCube」ではあえてシガープラグ給電と言う昔ながらの電動空気入れの選択肢を残してくれている事で、空気が抜けている事に気づき空気を入れたいと言う様な時に助かります。
また充電に関してもこの「NewoCube」はUSB-C 10W(5V/2A)で充電しますので充電が早いのも見逃せません。
空気抜き
そしてこの「NewoCube」の一押し機能は、空気が抜ける事です。
同ジャンルの電動空気入れは空気を入れる事はできても空気は抜けません。一方、浮き輪やボート、ビニールプールの様なものを膨らませる電動ファン(ポンプ)の様なものはファンを回して空気を送り込んでいますので逆に空気の吸い込み口を当てがえば空気を抜く事ができます。
ですがこの「NewoCube」では、空気を入れるだけでなく抜く事ができますので、タイヤの空気を抜くと言うのは自転車のタイヤが摩耗してタイヤのパターンが見えなくなって新しいものと交換すると言った様な場合しかありませんが、浮き輪やボート、ビニールプールと言ったものの空気を抜く際に早く、確実に空気を抜く事ができますので、折り畳んだ時にも空気が残っておらず綺麗に折り畳む事ができますので、もし興味を持たれた方は下記URLにて詳細はご覧ください。
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