昔は自宅で自家焙煎すると言えば、フライパンを使って生のコーヒー豆を煎る事くらいしかできず、本格的な焙煎をしたくても装置を置く為の場所も必要ですし、装置そのものも高価な上に、スイッチポンで焙煎できる訳ではなく、温度計や焙煎機から漂う香りなどを参考にして手動で火加減等も調整しなければならず、慣れるまでは相当、コーヒー豆も無駄にしなくてはいけませんでした。
ですが最近のホームユースの焙煎機はスイッチポンで焙煎してもらえるだけでなく、スマートフォンと連携し、その豆にあった焙煎を行ってくれるものもあり失敗しません。
ただ、ホームユースのものは1度に1〜2杯分のコーヒー豆を焙煎するタイプのものが多く、一度にたくさん焙煎する事は出来ませんが、1人でゆっくりとコーヒーを楽しむ、夫婦や恋人と楽しむと言うのには常にフレッシュなコーヒーを味わう事ができ、今回紹介するロースター「Bunafr」は、途中経過も楽しむ事ができます。
10分間のロースト・ショー
今回紹介するロースターzの魅力的な部分は、ローストしている状況を見て楽しむ事ができる事です。
通常、ロースターの焙煎機は密閉式になっていてローストされて豆が出て来るまで仕上がりを確認する事はできませんが、この「Bunafr」の実際に豆を煎る作業を行うロースター部分は耐熱ガラスで覆われており、クルクルと回転するかくはん棒によってかき混ぜられている豆が色が徐々に変わって行くのを見る事ができますので、焙煎状況を確認できるだけでなく、焙煎の過程を楽しむ事ができるです。
しかも豆の投入口は計量器を兼ねており、正確に豆の量を計測して焙煎する事で焙煎ムラをなくし、均一な味を出せるだけでなく、何と1回の焙煎にかかる時間はたった10分と言うのですから驚きで、10分なら少しお喋りしていたり他の用事をしている間に焙煎が終わっているので、待たされている感が出ないのも嬉しい所です。
アプリレスで焙煎
次にこう言った焙煎機はアプリを使って細かく焙煎の仕方を設定するのですが、超初心者にそんな事は最初から無理ですし、いくつかある焙煎方法から選ぶとしてもどれを選んで良いのか分かりません。
そこでこの「Bunafr」では深煎り、中煎り、浅煎りなど一般的なよく知られている5つの焙煎方法から選択して焙煎が行えます。
またこの「Bunafr」には焙煎に特化したAIが搭載されており、焙煎中の各種温度データから最適な焙煎のコントロールを行う様になっていますので、ほぼオートで焙煎を行っても失敗はほぼありませんし、また自分で焙煎をコントロールしたいと言う方向けにはアプリから詳細に焙煎方法を設定する事もできます。
オリジナルコーヒー豆なら
そしてオリジナルのコーヒー豆であれば袋の中にRFIDカード埋め込まれており、RFIDカードを「Bunafr」にかざす事で、その豆に合った最高の焙煎方法を一瞬で設定できます。
ただ専用の豆と言う事で、自分の好みの豆がラインアップの中にあるかは微妙ですが、アプリから簡単に豆は注文でき、かざすだけで焙煎のセットが出来るのですから、使い勝手と言う点においてはこの「Bunafr」の右に出るものはありませんので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
もっと詳しく聴きたい。
1、日本で手に入れるには
2、価格は
※$1,499でネット掲載があった。
芸術品の様にも見えるこのマシーンに興味がわく。