CNC加工機は3Dプリンター同様に家庭でも使える手軽な工作機器となっています。
ただ3Dプリンターもそうなのですが、より大きなものを3D造型する場合には、3Dプリンターもそれなりに大きくなりますし、CNC加工機においても30cm四方の素材を加工するのであれば加工機は40cm四方かそれ以上の大きさになり、それなりの設置スペースを必要とします。
一方で3Dプリンターは分割して造型し、後から連結して組み立てる事でより大きなものを造型する事が出来ますが、CNC加工機の場合は加工した後に繋げて大きくすると言うのは難しい場合が多く、大きなものをCNC加工しようと思えば加工機もそれなりの大きさとなります。
そこで今回は1m四方素材を加工する事が出来るだけでなく分解してコンパクトに収納できるCNC加工機「TTC-H40」をご紹介致します。
業務機レベルの加工エリア
今回紹介するCNC加工機にはTTC-H40とTTC-H80と言う2機種がラインアップされいるのですが、TTC-H40は加工エリアが1m×1m、TTC-H80は2m×1mで、どちらのタイプも厚み10cmまでの素材を加工する事が出来ますし、このCNC加工機の精度は100±0.05mmと非常に高く、データさえ用意できれば欄間の様な非常に複雑な模様の彫刻なども彫る事が出来ますし、もちろん家具などもこのCNC彫刻機があれば正確にパーツを切り出し、組み立てる事ができ、扉にも綺麗な模様の彫刻を施した扉を組み込む事が出来ます。
更にドリルヘッドのスピンドルモジュールに関しても、1番パワーの低いヘッドは500Wですが、800W、2000W、3000Wと用意されており家具を加工される方は複数のヘッドを用意しておき使い分ける事で切り出しから彫刻までこなせます。
20Wレーザーモジュール
次にこのCNC加工機には20W出力のレーザーモジュールがオプションで用意されており、ヘッドをCNCヘッドからレーザーモジュールへと交換する事でレーザー彫刻が可能なだけでなく出力20Wのレーザーモジュールは金属などにもレーザー彫刻を施す事が出来ます。
更に20Wもレーザーモジュールは木材などはカットする事が出来ますので、ウッドクラフトなどもこのTTC-H40やTTC-H80を使えばかなり大きさものもデザインする事ができますし、もちろんレーザー彫刻した上でヘッドをCNCヘッドに付替切り出すと言った事も出来ますので、非常に凝った加工もこのTTC-H40やTTC-H80を使えば可能です。
バラしてコンパクト収納
そしてこのCNC加工機で最も注目してもらいたいのは組み立て式になっている所です。
組み立て式なのでフレームを固定する為のベースとなる板であるとか、テーブルの様なものは用意しなくてはいけませんが、フレームを固定する為の穴を開けておけば、使用する時にレールを固定し組み立てて加工出来ますので、使用しない時はバラした状態で収納する事ができます。
そのため、TTC-H80であればフレームを固定する為の扉1枚分以上の大きさのスペースを取る2m×1mよりも少し大きなベース板も立てて収納する事ができ、非常にコンパクトに収納する事が出来ますので、もし興味を持たれた方は詳細は下記URLをご覧ください。
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